森林・よかStockholm

日本での自然観察会活動・野外活動が、インドでの大学院生活で得た糸を手繰り寄せ始まった30年強のストックホルム生活でも活きている。余りではない、自分の余暇を充実して生きながら、足元の自然を身近なものとして感じて楽しむ生活の一端を紹介したい。

森林・よかStockholm

日本での自然観察会活動・野外活動が、インドでの大学院生活で得た糸を手繰り寄せ始まった30年強のストックホルム生活でも活きている。余りではない、自分の余暇を充実して生きながら、足元の自然を身近なものとして感じて楽しむ生活の一端を紹介したい。

最近の記事

自然との付き合い方の中で見つけた自分の居場所①

ここまで、一気に今に至るまでを吐き出すように書いたけれど、読まされる側の人は、この人何?と思われたかも… ともかくこれまでを出し切ってしまわないと先に進めない気がして、忘備録のように書いた「これまで」なので、ご容赦を。 「これから」は自分の思い・やりたいがいっぱい詰まったストックホルムでの生活と、その中で見つけたいろいろな自然との付き合い方を紹介していければと思う。 自然が舞台の二つの視点の行方  初めて降り立った時のストックホルムの印象は、静か、匂いがない、寒い! その

    • 重そうで軽い、遊びと学びの寄り道だらけの人生紹介から... ③

      ストックホルムの今に繋がる部分を書こうと思いつつ、あっという間の1か月。 一番気持ちの良いここの夏には、コンピューターの前に座るのをつい忘れてしまう。 スウェーデン社会との邂逅と変遷 前回、インドでの修士を終え、日本に戻る前に立ち寄ったスウェーデンとフィンランドの体験が、大きくその後の人生を変えてしまった事に触れた。 大学院終了後日本で婚姻届けを出し、六本木のスウェーデン大使館に在住ビザ申請を出したのが6月。夏休みにかかると何事も時間がかかってしまうのを気付けなかったほ

      • 重そうで軽い、遊びと学びの寄り道だらけの人生紹介から... ②

        大きな変革期 ・山での事故  仕事をしながらもバリバリと山に登り、キャンプ活動・自然観察会と余暇も充実していたある日。 沢登りに数人の友人と出かけ、登り終わっての下山途中、だれかのヘルメットが転がり、私が取ってあげると手を出して… 次のぼんやりした記憶はベッドの上に何でここにいるのだろうと思っている自分だった。 転がったヘルメットの代わりに、私の方が山の斜面を60mも転がり、頭蓋骨骨折・脳挫傷・全身打撲の瀕死の状態でベッドに縛り付けられる破目になったらしい。 らしいという

        • 重そうで軽い、遊びと学びの寄り道だらけの人生紹介から... ①

          ストックホルムでの生活が人生の半分以上になってきた。 生活の場が大きく変わっても、意外といつも変わらない自分の関心と興味。 その中心にあるのは自然と人との出会いかもしれない。 それとその時々の関心・興味を、生きていくための仕事の中心に据えるのではなく、自分の時間(余暇)の部分と結びつけて味わえるようにデザイン出来てきたので、自分の時間を納得して過ごすための引き出しを多く持てるようになった。 アップダウンの多い人生も、終活という言葉が気になりだす時期突入。 自然と人間の付き合