見出し画像

自宅サウナよ、もっと湿度を!

前回はファンヒーターとホットプレートで目標温度の60℃を達成することができました。今回は湿度も高めることで、より心地よいサウナ環境を目指そうと思います。

画像1

今日の室温は29℃と高め。

画像2

温められた空気を逃さないよう、バスタオルを洗濯ばさみでドア枠に固定します。前回は室温が60℃に達した時点でドアを閉めていましたが、今回はドアを開け放しで運用するため、スノコでドアが閉じないよう押さえてしまいます。

画像3

ファンヒーター側、つまり脱衣所の気温は26℃です。ファンヒーターには不完全燃焼検知機能が備えられているので、空気が悪くなると換気アラームがなります。温めた空気を逃してしまうのは残念ですが、1セット毎に換気をしましょう。

画像4

今回の目玉、湿度アップグッズたちです。炊飯器でご飯を炊きながら発生した熱と水蒸気を有効利用します。マイクロファイバータオルに水をたっぷりと含んでファンヒーターの熱風にさらすようにします。

画像5

ホットプレートの配置もファンヒーターの熱風が当たる場所に変更としました。

ホットプレートでのロウリュウは楽しいですね。テントサウナで使用したスキレットのサイズに合わせて3kgのサウナストーンを使っていますが、ホットプレートでは10kgは乗せられそうです。サウナストーンの販売サイトを見ると、どこも大体20kgで売っています。最初は「高いし、そんなにいらないなぁ。」と思っていましたが、高熱にするのが難しいパーソナルサウナほどサウナストーンの体積で蓄熱量を稼ぎ、ロウリュウでの水蒸気発生量を多くする必要があります。3kg程度では商用サウナのロウリュウサービスのような、あのクラっとする熱気はほんの少ししか発生させられないのです。
ロウリュウでサウナストーンに蓄えられた熱量を使い切ってしまったら、次のターンまでチャージされるのを待つか、ホットプレート上でロウリュウ水をグツグツと煮ることで発生する蒸気の総量をコツコツ上げるかの二択です。
今回は蒸気の総量を稼ぐために、濡れタオルと炊飯器を使っているので、チャージでがんばります。

画像6

家庭用の熱源としてファンヒーターの熱量は絶大です。あっという間に53℃。湿度計が無いので数値化したデータはありませんが、湿度も前回より高く、ふつふつと玉の汗が出てきました。炊飯器はエネルギーの再利用的な意味合いですので、そんなに効果はないと思います。大きかったのは熱風にさらした濡れタオルとホットプレートだったのではないでしょうか。

画像7

お風呂場サウナはすぐ横が水風呂。水風呂につかりながらシャワーを浴びてクールダウンです。水温26℃ですが気持ちがいい。いつまでも入っていたい気持ちよさです。

例えばサウナしきじの薬草サウナ。あれだけの蒸気を発生させるのにどれだけのエネルギーが必要か。本当に商用サウナ経営者には頭が下がります。

これから夏に向けて温度を上げるための苦労はここでひと段落といったところでしょうか。次の課題はズバリ水風呂の管理になります。水不足に悩まされる季節でもありますので、節水で温度キープする方法を考えていこうと思います。
ここだけの話、最高の水風呂のため業者に井戸を掘ってもらおうと画策しておりましたが、家族の反対であえなく断念したのであります。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集