テントサウナをやってみた
使っていない4人用テントが眠っていたのでこれをサウナ室として使ってみようと思う。
先ずは自宅ガレージにテントを設営してみる。スリーブにポールを入れなきゃいけなかったり若干面倒くさい。
最近はモンベルのクロノスドームを使っているのだが、ポールフックだけで行けるので、ペグ打ちを除けば設営は数分だ。
とりあえずインナーだけで済まそうと思ったがそうはいかなかった。
これ天井がメッシュになっているのでフライシートもセットしないと十分な熱気が集められない。しぶしぶフライシートの準備をする。
自宅サウナの時は鉄フライパンのみでロウリュウしていたが、今回は富士宮から富士山の溶岩石を取り寄せた。
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3kgでちょうどいい。サウナストーンがあるとこれが蓄熱材にもなるし遠赤外線を放出するので体の暖まりがよい。なによりロウリュウのときの音が石によって個性的になる。
こんな感じでテントにセット。非常脱出用にカッターナイフを置いておく。
ジッパーは鉄製だったのでやけど防止のためビニールひもで結ぶ。
余談だが樹脂ジッパーでも60℃までなら融着はしないはず。
開かなくなったらカッターナイフでテントを切って脱出する。
緊急脱出時にはそれが一番早い。サウナに限らずテント内にはカッターナイフ常備をオススメする。
万が一の火災に備えて消火器も準備。テント内で火災になったら先ずは脱出が先なので、消火器はテント外に置く。
できれば余熱しておいてから入りたいところだが、万が一COが発生していたら熱気の立ち眩みとCO中毒症状の違いを判断できそうになかったので、テントにこもりながらの加熱にする。
水風呂は自宅サウナ同様に浴室を使う。ととのいスポットとしてハンモックもつるしてみた。
今回のロウリュウに使用するアロマはジャスミンブレンド。
それではレッツエンジョイサウナターイム!
富士山の溶岩石は多孔質なのでロウリュウをするとパチパチと弾ける音がする。あちこちで突沸がおきるのだ。
そしてまたも45℃止まりだ。自宅サウナのときはユニットバスの安全対策の仕掛けで43℃まで下がってしまった。テントにはそんな仕掛けは無いので温度が下がるような事は無いが、温度が上がらないのはどういう事だろう?
考えてみたところ、これは自分自身が冷却材になっているのではないだろうか?つまり、加熱しながらそこに人がいた場合、それ以上温度は上がらないという事だ。
CO検知機が届いたら天井のメッシュを塞いで、予熱方式でやってみようと思う。
とはいえ45℃でも汗がぶわっと吹き出してテントの床は水たまりに。
30分のサウナの後に22℃の水風呂へ。やっぱり水風呂はいい。外気温は20℃でハンモック休憩も快適だ。今回もスッキリといい発汗。が、ととのうところまではいかなかった。
もしかして?冷えすぎ?ちょうど息子がランニングから帰ってきて、二世帯風呂温度が40℃まで上がっていたので入ってみると、ここで軽くととのった。
温度幅が小さいと、ととのい条件がシビアになって微調整が必要なのかな?
次回は余熱で60℃を目指したいと思います。