テントサウナQ&A
テントサウナを始めてから1か月ほどになりましたので、今まで自己解決した自分の疑問点や寄せられた疑問にまとめて回答します。
Q1:テントサウナって何?
A1:持ち運びが可能なテントでサウナをしてしまうという画期的なアイテムです。防炎テントに専用ストーブが付属した市販品と、普通のテントを使ったDIYがあります。
Q2:温度はどれぐらいまで上げられるの?
A2:市販品だと130℃まで上げられるものがあるそうです(MORZHとか)。DIYでは素材の耐熱性から60℃までを限度とした方が良さそうです。(素材を厳選すれば上げられますが、そうなってくると市販品テントサウナの方がコストパフォーマンスが良いと思います。)
Q3:DIYって危なくない?
A3:そもそも普通のテントは室内で火を取り扱うようにはできていません。万が一の火災に備えて消火器とテント脱出用のカッターナイフは装備しましょう。また、一酸化炭素中毒の危険がありますので、一酸化炭素検知器もあった方が良いです。市販品のサウナテントでも保険のため検知器は備えていた方が良いと思います。DIYは自己責任で。
Q4:テントを加工する必要がありますか?
A4:このテントは天井がメッシュになっているので、熱気漏れ防止のために段ボールでフタをしています。
Q5:温度計って普通のものは使えないの?
A5:普通の温度計は50℃ぐらいまでしか目盛りが無いのです。デジタル温度計はそもそも電子機器なので40℃以上になると誤動作してしまいます。サウナ用温度計はちょっとお高いので、料理用温度計を使っています。これだと目標温度に達したらアラームを鳴らすことができます。
Q6:サウナストーンって必要?
A6:これもお高いアイテムではありますが、遠赤外線効果と蓄熱材として購入しました。写真のものはこれで3kg分です。
Q7:サウナストーンってその辺の石じゃダメなの?
A7:適当な石だと加熱することによって破裂するかもしれません。火山性の石であれば、もともと加熱された状態から冷めて出来た石なので、破裂の危険は少ないと思われます。フィンランドの火山性自然石である香花石やサウナ用に開発されたセラミックストーンなどがポピュラーです。私は富士宮の業者から富士山の溶岩石を取り寄せました。1か月使っていますが破裂や割れもないです。
Q8:熱源には何を使えばいいの?
A8:薪ストーブとなるとテントに煙突用の穴を作らなきゃならないってのと、防炎素材が必須になるので市販品サウナテントの方がコストパフォーマンスが良いと思います。安全を取るとサウナ用電気ストーブですが、せっかくのテントなので電源無しのフィールドでも楽しみたい。そこでコストパフォーマンスと安全と携帯性のバランスでカセットコンロになりました。
Q9:後で気が付いた必要なものは?
A9:スノコ:「裸足で入りたいから」っていうのと「テントが強風で揺れたときにグラウンドシートを抑えるため」に使っています。
レンガ:テントの四隅に設置して重りにしています。強風対策です。
椅子:背もたれが無い、なるべく背の高い椅子がいいです。なぜならテントの上と下ではかなり温度差があるからです。上の熱い部分に体が入ること。肌が触れる部分に金属が無いことが重要です。金属がある椅子はタオルやビート板を敷くようにしましょう。
Q10:60℃まで立ち上がる時間は?
A10:4人用テントの大きさをイワタニのカセットコンロBOの最大火力で温めて5分ほどです。
Q11:ランニングコストは?
A11:1回20分程度×3セットとすると、カセットガス1本150円、水溶性アロマオイル1/10が150円で合計300円ぐらいになります。
以上です。またQAがたまりましたら追加していきます。(最終更新2020/5/8)