感謝の言葉で組織が強くなる瞬間~ドキュメンタリーに挑んだUnipos感動CMのウラ側~
こんにちは。Fringe81 noteチームです。
クリスマスも終わって、今年も残りわずかですね。
今回は、年の瀬に心がほっこり温まるお話を紹介したいと思います。
さっそくですが、皆さん、こちらのCMをご覧になったことはありますか?見てもらえていたらすごく嬉しいです。
見たことがない方は、まずはぜひ、ご覧ください。
このCMは、2019年11月に、Fringe81の子会社であるUniposが制作した「感謝の言葉で組織が強くなる瞬間」を捉えたドキュメンタリーCMです。
公開後、「泣ける!」と多くの方から反響をいただいたのですが、実は、このCMが完成するまでには、ドキュメンタリーCMという未知に挑むExplorerらしい姿がありました。
Unipos マーケティング ブランドチームの柳川にCM制作のウラ側を聞いてみましたので、お届けします!
(※柳川の紹介記事は以下をご覧ください)
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不安しかなかったドキュメンタリーCM制作
ーUniposでCMを制作するのは、今回のドキュメンタリーCMが初めてだったのですか?
柳川:いえ、2回目ですね。最初にCMを公開したのは2019年6月で、こちらのCMです。30秒という限られた時間の中で、いかに課題に気づいていただいた上で、Uniposのベネフィットを訴求するか。
この点について、実際にクリエイターさんと一緒にお客様のもとに行ってヒアリングしながら、インサイトをかなり考えて作ったCMです。
ー2回目のCMを制作にするにあたり、意識したことってありますか?
柳川:前回CMの出来ばえには、満足していました。ただ、課題認知(市場拡大)から関心喚起までと、CMに目的をたくさん盛り込みすぎたという反省もありました。
なので、今回のCMでは目的を絞りに絞ろうと考えていました。最終的には、クリエイターさんとの議論を通して『感謝の言葉で、組織が強くなる瞬間』にフォーカスして伝えようと決めました。
ーそれでドキュメンタリーCMにしたわけですね。ドキュメンタリーという手法への不安はなかったのですか?
柳川:めちゃめちゃ、ありました!!出演者の方がどんな反応をするのか、撮影本番まで分からないわけですよ。リスクの方が圧倒的に大きいじゃないですか。
もし、想定とは全然違う反応だったら?とか。サプライズの一発勝負なのでやり直しがきかないとか。ドキュメンタリーCMという手法を選択しない理由が、頭の中にどんどん出てきたので、不安しかありませんでしたね(笑)
「感謝の言葉で組織が強くなる瞬間」を100%の濃度で伝える
ー最終的にドキュメンタリーCMに踏み切った理由は何ですか?
柳川:「感謝の言葉で組織が強くなる瞬間」を嘘偽りなくありのままにお伝えしたかったからです。310社を超える企業にUniposを提供する中で、感謝の言葉で組織が強くなることは確信がありました。
しかし「感謝で組織は強くなります!」と、よくあるCMっぽく言葉や演技で説明するだけでは、組織づくりの難しさを痛感していらっしゃるお客様であればあるほど、うさんくさく思えてしまうのではないかという仮説もありました。そこで、感謝の言葉の力を100%の濃度で伝えるために、ドキュメンタリー形式にすることに決めたのです。
出演者は、何も知らされていなかった
ー出演されているのはタレントさんではなく、実際に会社で働いている方ですよね?
柳川:はい、今回はテテマーチ社さんにご協力してもらいました。ご協力いただけそうな社員の方を3名選んでもらいました。3名の方には、「他社のCM撮影に協力することになったから、この日にオフィスに来てください」とだけ伝えてもらい、撮影本番までは、それ以上は何も伝えないようにしてもらいました。
ー本当にサプライズだったんですね。CM内で天井から吊るしている「同僚からの、感謝の言葉」はどのように集めたのですか?
柳川:テテマーチ社さんの社員の方10名に、事前に集まってもらい、出演者に対する感謝の言葉をヒアリングしました。そこで、皆さんから本当に素敵な伝えられていなかった感謝の言葉がたくさん出てきました。このヒアリングで、上手くいくかもしれないという期待が少し高まりましたね。
想定外だった涙
ー撮影はぶっつけ本番の一発勝負ってことですよね?
柳川:そうですね。出演者の方、一人あたりの撮影時間は15分ほどでしたね。どんな反応になるのかは、一発勝負だったので、本当にドキドキしました。
ーどんな反応になると事前に想定していたのですか?
柳川:サプライズにびっくりする表情や、同僚からの感謝の言葉を喜ぶ表情が、撮影できれば十分だと想定していました。実際には、出演された方3名とも、感極まって涙を流されたのですが、そこまでは想定してなかったです。
私たち制作チームも別室で、モニター越しにその様子をライブで見ていたのですが、みんな泣いてましたね(笑)。「感謝の言葉で組織が強くなる瞬間」って、まさにこれなんだ!!って、その時強く思いました。
広がる共感の輪
ー公開後の反響はどうでしたか?
柳川:想像以上でした。特に120秒版は、現時点(2019年12月)で、動画の再生回数が43万回を超えています。多くの方に、共感の輪が広がったのではないかと思います。
CMをきっかけに問い合わせいただく数も以前の倍になりましたし、ご協力いただいたテテマーチ社さんや、社内からもポジティブな声をたくさんもらったので、ホッとしましたし、制作して本当によかったと思いましたね。
ーUniposの前回CMの再生回数が半年で13万回だったので、凄い反響ですね。
柳川:そうですね。Twitter上でも多くの方に共感していただいたようで、とても嬉しかったです。
ー最後に、今回のCM制作を振り返っていかがですか?
柳川:そうですね。結果として多くの方に『感謝の言葉で組織が強くなる瞬間』が伝わり、共感を得ることができたのが、とても嬉しいですね。正直な話をすると、ドキュメンタリーCMにするかどうかは、ギリギリまでクリエイターさんと議論し、悩んで別案も検討していました。
最終的には、Uniposというサービスの本質である『感謝の言葉で組織が強くなる瞬間』にこだわったことが良かったんだと思います。制作にあたり、ご協力いただいたすべての方に感謝したいと思います。
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いかがだったでしょうか?ドキュメンタリーCMという、Uniposにとって未知なる手法への挑戦のウラ側を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
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いよいよ2020年となりますが、新しい年もFringe81はExplorerとして未知への挑戦を行っていきますので、ご期待ください!!
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