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バレンタインデーの思い出

パリ旅行中に、バレンタインディを迎えた遠い日、リュクサンブール公園から、パンテオンに抜けようと歩いていると、公園の出口でピンクのフリフリのミニドレスのお姉さんと、ピエロのかっこうをし、たかげた?をはいて派手な足長おじさん風のおにいさんが、ピンクのハ-ト形のパンフを配っていました。

よし、記念にもなるしわたしももらおう!と近寄って行くと、彼女はニッコリ営業スマイルをうかべて、「フランス語わかります?」と聞くので見栄をはって、「ええ、ちょっとなら。」と答えると、パンフをわたしながら、親切に内容を説明してくれました。

全然わかんなかったけど、「メルシー!」と、ニッコリ答えておきました。(無責任ですね^^)赤い風船も配っていたけど、さすがにそれを持って歩くのはてれくさいので、やめにしました。そのあと、風船をもって歩いているカップルに何組も会ったので、あそこでもらったんだ。なんて思ったものでした。

そのときのパンフはあとで辞書で調べたら旅行会社の宣伝で、サンルイ橋で今日、抽籤してるから、名前、住所をかいて応募するとカップルでオルレアンの旅にご招待!というものらしかった。(はっきりわかんない。)今頃、もしかしたら、また配っているかもしれません。

私自身の思い出は・・・チョコを渡すって本当に勇気がいる一大事業でした。意中の人なのに、照れくさくて、熊の形をした義理ともとれるような
チョコを渡し・・・一応お付き合いが始まったのですが、ある日、
「ホテルの部屋でお食事しましょう」と誘われ、その意味の深さに
おののき、断ったらダメになったことがありました。

チョコレート溶けて流れて別れ呼び

ちょっと松の木小唄みたいになったところで、おひらきです。
シャンシャン!


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