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フリルブラウス#青ブラ文学部
山根あきらさんの「青ブラ文学部」に参加させてください。
「春めく」という言葉を使った、俳句と短歌です。
会いたしと友より手紙春めきぬ
あいたしとともよりてがみはるめきぬ (俳句)
静岡に高校時代からの親友が住んでいます。時々丁寧な細かい文字で
びっしり書かれた手紙が届きます。去年の肩の手術の結果も良好とのこと、
春になったら会おうね、と。満開の梅が春を告げている今日この頃、
心のなかも春めいた思いです。
マネキンのはや着せられしブラウスの
フリルふるふる売り場春めく
まねきんのはやきせられしぶらうすのふりるふるふるうりばはるめく(短歌)
ついこの間までコートを着せられていたマネキンたちが、一斉に春服を着せられて、デパートは春爛漫。フリルのついたブラウス、やっぱり好きで、つい立ち止まって眺めてしまいます。マネキンはまだちょっと寒そう・・・でもフリルがふるふる春の喜びを歌っているようです。
昔シャンソンに「フルフル、フルフル、女の魅力はスカートのささやきフルフル」というのがありました。フリルも「春がきたよ」とささやいているのかもしれません。
山根あきらさん、お世話をおかけしますがよろしくお願いいたします。
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