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ギリシャ文字あれこれ

オミクロン、とは、ギリシャ文字のアルファベット24文字のうちの、15番目 「O」 のこと、ってご存じでしたか?
2月1日の朝日新聞に、解説されていて、え?そうだったの!とびっくりしました。

「アルファ」「ベータ」「ガンマ」「デルタ」「オミクロン」
新型コロナウイルスの変異株をきっかけに見聞きしたこれらの言葉はギリシャ文字のアルファベットです。
世界保健機構(WHO)が、コロナの変異株にギリシャ文字を使い始めたのは、昨年5月末。もともと変異株が確認された国や地域の名前を使っていましたが、差別や偏見を避けるため、ギリシャ文字のアルファベットを順番に使うことにしました。
ギリシャ文字24文字のうち、オミクロンはすでに15文字目。WHOは、ギリシャ文字がすべて使われた場合、星座の名前を使うことを検討しています。

2022.2.1.朝日新聞

直近の変異株は12番目の「ミュー」。次に来る13番目の「ニュー」、14番目の「クサイ」の2文字が飛ばされた形になっています。
AP通信によると、ニュー(英語表記でnu)は「new」と混同されやすく、クサイは一般的な姓であるため使用しなかったとのこと。

「病気に名前をつけるための最善の方法は、あらゆる文化、社会、国家、地域や専門的または民族的なグループへの攻撃の原因となることを避けることだと示唆している」そうです。

あっちこっちに気を遣っているんですね。
星座の名前の変異株は、現れてほしくないものです。

ギリシャ文字といえば、π (パイ・円周率)θ (シータ・角度)
Δ(デルタ・河口付近にできる三角の地形)が有名?ですが、
γ (ガンマ)には思い出があります。

ケアマネをやっていた頃、担当していた86歳のお年寄りが転んで、腰の骨を折ってしまったのです。病院へ行って、担当看護師さんに様子をきくと
すらすらと以下のことをおっしゃいました。
(医療連携、は、ケアマネの仕事の一つです)

「ガンマネイルを入れる手術を受けられています。経過次第ですが、3週間ほど入院後、リハビリ病院に転院していただくことになるでしょう」

「ガ、ガンマネイルってなんでしょうか?」
「ガンマの形をした、人工骨です」

そういえば、ネイルには、爪という意味とくぎという意味がある。
くぎの方かな?先端が二つに割れた釘?痛々しい。

そのお年寄りがリハビリ病院に転院し、だいぶ元気になった頃、レントゲン写真を見せて下さいました。

これは、その方の写真ではありませんが、こんな風でした。

随分大きい!ガンマの形はしていますね。釘が痛々しい・・・

5カ月ほどで、歩けるまでに回復されたので、高齢だからって、あきらめることはない、と、嬉しい確信をしたのでした。

それにしても、皆さん、骨折には注意しましょう。
コロナには、感染しないよう、注意しましょう!

          
               おわり


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チズ
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