聖子ちゃんは好きですか?
朝日新聞に松田聖子さんの特集が掲載されていました。
1980年にアイドルとしてデビュー、今もアーテイストとして活躍中の聖子さん、でも、私には、デビュー当時の、頬からふわふわと巻き上がったような髪、ちょっと切なげな歌う表情、花のイヤリング、ふくらんだスカート姿が印象深いですね。アンケートの結果、読者のランキングは以下のとおりだそうです。
タイトルを聞いただけで、あの歌声が浮かんできます。
伸びやかで澄んだ声、声量もあり、顔が可愛いばかりで、歌はなっていないアイドルとは、一線を画していたと思います。歌手としては魅力的、ただ、同性としては、ちょっとぶりっ子(今は死語?)で、親友にはなれないタイプかもしれません。もっともあちらから断られるでしょうが。(≧▽≦)
私の印象に残っているのは「風立ちぬ」です。タイトルの堀辰雄を思いださせる、文学的な響き、アイドルが歌う歌としては大人っぽい上品な印象。
化粧品のコマーシャルに使われていて、まだ夏の真っ盛りというのに、
セーター姿の聖子ちゃんが、草原の中を走って来て「風立ちぬ、今は秋」
と歌う。わぁ、もう秋なんだ、とちょっと嬉しく寂しかった気持ち。アイドルがアーティストとして認知されるようになったターニングポイントの曲とも言われています。
「夏の扉」も「フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!」が印象的ですね。甲子園の応援団がよく演奏していたなぁ・・・
「瑠璃色の地球」は、なんと全く覚えていない・・・YouTubeで聞いてみたらびっくり!「朝陽が水平線から光の矢を放ち」で始まる歌詞は壮大で宇宙を思わせる。「夜明けの来ない朝はないさ」で、コロナ明けを想わせてくれる、という感想も。大勢の歌手がカバーしていて、大学、高校の合唱団や、オペラ歌手、自衛隊の式典でも歌われているとあって、え?そうなの?とまたびっくりでした。 (松本隆・作詞)
数年前、紅白歌合戦で歌っているのを聞いたら、声に往年の透明感が失われていて、寂しく思いました。聖子ちゃんも若くはない。最近は不幸もあって大変でしょうが、作詞や作曲にもチャレンジしているという聖子さん、
変にまとまっちゃわないで、セーター姿で草原を走っていた時のように
へぇ、やるじゃん、と思わせてほしいものです。
おわり
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