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涙のわけの曲完成・All around you

ギタリストのジユンペイさんが、わたしの記事、「涙のわけ」に曲をつけてくださいました。👆 どうぞ耳を傾けてくださいませ。

「記事から曲」という企画に応募したところ、抽選には外れたのですが、
全部の記事に曲をつけて下さることになり、このたび完成しました!

All around  you  というおしゃれな曲名です。以下ジユンペイさんの解説です

真珠の周囲で物語が展開する様子から、All around youとタイトルを付けました。meではなくyouなのは、主役が真珠と見せかけて涙であるというヒントに由来します。真珠目線で描かれる二人の愛の物語を涙目線でとらえている、ということですね。


なつかしく、ちょっと異国情緒のただよう不思議な魅力の曲です。

マンドリンクラブに入っていた程度の音楽知識しかないので、専門的なことはわからないのですが、ワルツのリズムに乗ったアコーディオンのメロディがおしゃれで、時に軽快です。昔、母が聞いていたイブモンタンの歌うシャンソン「パリの屋根の下」に雰囲気が似ている、と感じました。あれは、バンドネオンだと思いますが・・・

控えめのギーターの音もやさしく、ドラムとともに心地よく響いています。
ほんの少し、ジュンペイさんの本業、エレキもちゃんと聞こえます。
終わりは、いっぱいの想いが、まだたゆたったまま、静かにたたずんでいる感じで、見事にストーリーを彷彿させてくれます。

自分のつたない文から、ミュージシャンの方が曲を作っていただくなんて、もう、感激です。note 始めてよかった、この企画でなんどもワクワクドキドキさせていただきました。


「涙のわけ」 あらすじ


真珠である、ぼくは、久しぶりに箱の外に出された。ぼくの上に落ちてきたものは、二人の涙だった。で始まるストーリーは・・・

ぼくは、海の中で育ち、網にかかり、地上へ。貝から出され、磨かれ指輪になり、ショーウインドウにならんでいると、青年が買いに来る。
青年は、ある女性に指輪になったぼくを差し出してプロポーズ。
平和の日々は続かず、ふたりは諍いをして、ぼくは、箱の中に入れられたままになってしまう。

長い年月がたち、箱から出されたぼくは、二人の和解の言葉を聞く。
ぼくの上には年取ったふたりの涙がおちてくる。

 詩の形式で書きましたので、すらりと読めます。👇

下の記事に、曲を作るに至った経緯や、思い、テク、などが丁寧に解説されています。ちょっと専門的ですが、ミュージシャンの話だなぁ、と嬉しくなります。👇


ジュンペイさん、読んで下さったみなさん、ありがとうございます。


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