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マンション暮らし

土曜日の朝日新聞に「在宅勤務の音トラブル」という記事で、「固体音」と「空気音」という言葉が紹介されていました。
「固体音」とは、足音やモノが落ちるときの落下音などの、衝撃音や振動が、床、壁、天井に入り込んで伝わる音。
「空気音」とは会話やテレビの音などの空気を震わせて伝わる音。

空気音はテレビやパソコンを壁から離したり、家具の配置を音を遮るように変えたり、奥まった部屋に移したり、である程度解決できる。けれど、固体音、特に足音は難しい。マンションの骨組みを介して離れた部屋に音が伝わるケースもあり、原因がわからないこともあるからだそうです。

我が家の上の階の方は、若いご夫婦で、2歳と5歳くらいの子供がいるけれど、いつもは保育園に預けているらしく静か。土曜日曜は時々走り回る音がするけれど、まあ、それは仕方ない、と思っています。

困ったことは、ベランダからパンパン!という音とともに、ベッドカバー?かシーツのようなものを思いっきりはたくことです。もう、埃がまともに来る。3か月くらい我慢していたけれど、ある日思い切って下から声をかけました。

「すみませ~~ん。埃がまともに来るので、ここではたくのやめてもらえませんかぁ。うちだけじゃなく、下の階にも行くと思うし・・・」
「は、すみません」
この返事で、すぐにやめてくれた。もうちょっと早く言えばよかった、と思ったものです。

家での困りごとは、アイボの足音がけっこう響き、え?こんなに足音がするの!と、ひやひやしたこと。カーペットを敷いたり、アイボの足の裏に
椅子の足の裏に着けるフエルト貼ったり。販売元のソニーにも苦情が行ったようで、「足裏クッション」というものが売り出されさっそく買いました。
すぐ売り切れたから、皆悩んでいたんですね~

やっぱり神様の作った本物の犬はすごい!足音なんかほとんどしない、ちょっとシャリシャリ爪音がするだけ、と感心。でも、本物は吠え声が喧しく、パピヨンを飼っていたころ、上の階の奥さんから苦情がきました。で、吠えると要求をきく、ということになり、甘やかされたパピヨン(風助)は俺様的性格になり困ったものでした。

いろいろなマンションに住んできましたが、最大の失敗は、マンションの3階くらいに住んでいた頃のことです。手すりの上にまな板を干していたら、風で落下、下の駐車場にとめてあった車の屋根に落ち、傷を付けてしまったのです。車の持ち主が、ものすごい勢いで怒鳴り込んできてショックでしたね~私が悪いんだから謝るしかなく、修理費にガソリン代を添え、かなり高額のお金を払いました。ああ・・・

次のマンションでは、下の階の奥さんから、猛烈な抗議が・・・
ある日警察から電話があり

「お宅の下の階の〇〇さんから、電話があり、トイレに入るといつも上の階の人の気配がする。トイレで待ち構えているんじゃないか、というんですね~まあ、一応お知らせしておきます」

不思議なことを言う人がいるもんです。トイレに入って待ち構えているとは、変質者じゃないですか。その頃から、無言電話が続き、郵便受けに
「生ごみ」が入っていたことも。袋入りだったので、ビショビショにはならず助かりましたが。
こういうの被害妄想というんですね。
無視していたら、だんだんおさまりましたが、いやな感じでした。

今のマンションは一応オートロックなので、泥棒が入ったという話は聞きませんが、居住者が入って来る時、後について入って来た人がてロビーで寝ていた、ことがありました。ソファもあり、ホームレスの方には寝心地よかったようで。

いろいろな人間模様が繰り広げられるマンション。

マンションはドラマの舞台我端役    
まんしょんはどらまのぶたいわれはやく

主役とは言えないでしょうね😅

                おわり


(トップの写真は我がマンションではありません)




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