わたしの「殿堂入り本」をまだ紹介してなかった|ひみつ文庫企画
電車のなかだというのに、泣けて泣けてしかたがない本。
頼むから全員生き残ってくれと願いながらページをめくった小説。
これまでにいろいろな本を読んできました。
そのなかでも特に大切な本のことを「殿堂入り本」と読んでいます。
くり返し読んだり、手元に置いておきたいと思う本。
少しずつメンバーを変えながら、だいたい5冊前後で収まっています。
今回は「殿堂入り本」から1冊紹介します。
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「ひみつ文庫」という企画を通じて、この本をしってほしい。
そしてあわよくば、本屋さんでうっかりこの本と出会って、手にとってほしい。
そんなこんなで「ひみつ文庫」4冊目です。
「ひみつ文庫」
本のタイトル、作者名はひみつのまま、
その本にまつわるキーワードだけで本を紹介する企画です。
本のタイトルはコメント欄に書いています。
それでは、この本にまつわるキーワードです。
・私とふたりの姉、小さな弟。母と父の6人家族
・平らかな日常とささやかなできごと。
・夜の散歩にきたとき、終電を見て帰ることに決めている。
・「ボーイフレンドって素敵よね。いるあいだはたのしいし、いなくなると気持ちいい」
・「私たち、お互いにほんとうに半分殺しあったのよ」
キーワードというより、わたしのすきな言葉集になっちゃいました。
あちらこちらに心惹かれる言葉がならんでいて、
しかもその言葉はなんでもないことのようにポンと出てくるんですよ。
友人との、なんてことのない電話や、
家族の何気ない会話のなかでポンと。
机にかざるポストカードくらいの気楽さで、心惹かれる言葉たちがならんでいる。
そんなところもすきです。
タイトル、作者はコメント欄に書いてます~!
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「ひみつ文庫」企画は9/14まで開催中です!
ご参加いただいた記事はこちらのマガジンにまとめてあります。
https://note.com/frikka/m/m0cf1b4c90c6f
気づいたら9月も3分の1がすぎ、企画も終盤です。
企画がおわる前に、この本で書けてよかった~~。