中学生の英語嫌いを直す方法
こんにちは、代表の久山です。
まだ間に合います。英語が苦手になってしまった中学生の皆。
英語嫌いは直せます。
先行き不透明な日本、だからせめて海外に出れるように英語だけは嫌いにならないで欲しい…と願う中学生のお子さんを持つ親も多いのではないでしょうか。
でも、いくら親が焦っても、肝心のわが子はスマホを片手に危機感を感じていない様子。
でも、それは当たり前。だって子ども達は、未来を見たことがないのですから。これからの受験や就職活動、親は少なからず経験していることを、子どもは知らない。知らないことを実感しろというのは無理な話です。また、我々大人が子どもだった頃、危機感なんて感じていたでしょうか。スマホがなかった時代なら、なおさら。情報も少ない中、将来の夢が決まっていた子も少なかったのでは、と思います。
さて、本題。どうすればわが子の英語嫌いが直るのか。
英語嫌いを直す方法
① 塾に行かせると、成績が上がるかもしれない
そもそも英語が苦手・嫌いなのに、さらに勉強を強いて、果たして英語嫌いを直すことができるのか… 基礎の基礎から丁寧に指導してくれる先生を見つけられると、うまくいくかもしれませんね。
② 海外旅行に行ってみる
家族でちょっと近場の英語圏にでも行ってみると、海外への意識が少し芽生えるかもしれません。でもそれ、時間もお金もかかるし、なかなかハードルが高いのも正直なところ。「海外に行くなんて、親である私自身も不安」とは、こないだ来られたお客さんの話。実際はそうなんですけど、親が不安だと思っていることを、子どもに求めるのも、なんだかおかしいような? 親は子供のお手本になるべきですから、せめてそれを口に出さないでおいたほうがいい気がします。
③ 英語教室に通う
ハードルは比較的低い気がしますが、それこそ英語嫌いの中学生さんにとっては、腰が重い話でもあるでしょうね。そこで、実際にウチの教室であった実話を紹介します。
中学1年生の英語大嫌いK君、英語教室に入れられる
「英語という教科」がダメなら、せめて楽しんでもらえたら… と考えた保護者様、K君と一緒に体験レッスンに来られました。
嫌やったら辞めてもいい、もはや成績もどうこう言われない…というのは、彼からすると、プレッシャーなく気楽に取り組める環境。
ダメ元で通い始めたフレンズ英会話で、彼の生活はみるみる変わりました。単語単語で乗り切る最初の頃。それでも会話は通じると気付く。点数の出ない社会。周りの雰囲気や笑いのあるコミュニケーションの場。
「僕の居場所を見つけた!」
「英語をもっと話したい!」
「もっとコミュニケーション取れるようになりたい!」
K君はそう思ったと、後で語ってくれました。彼の勉強は能動的になり、中学生ながら大人クラスへ編入するまでのコミュニケーション能力をつけていきます。
そして英検にも自ら受験、見事合格を重ね、大学へも進学。現在は海外への夢を見つけ全力疾走、希望溢れる青年へと成長しています。
英語を勉強させるのではなく、英語を使う魅力に気づく、英語が使えることで、自分にとって得になる、そう思えるキッカケさえあればいいのだと私は思います。
いやいや、そんなにうまくいかないでしょ… と思う方もいらっしゃると思います。もちろんこれは一例で、人は千差万別、うまいこといかない例も沢山あるはずです。ここではただ、成功例をご紹介しているにすぎません。
でも、もうひとつ成功例があります。それは、私自身。
英語大嫌いから、英語教室を経営するようになった私
実は、私は中学1年生で英語につまづきました。中1で思ったことは「英語なんか日常でいらんし。I am a boy.(私は男の人です) って…見たらわかるやん。男やのに「私」ってへんなの。意味わからん」 …かなり批判的でしたね。当時の英語の先生、ごめんなさい!(笑)
高校を卒業しすぐ就職した私は、英語とは無縁の生活。「ほらね、英語なんて要らんかったやん」 確かにその通りでした、26歳でオーストラリアに出会うまでは。
そこから人生が変わりました。1年間の一人旅を終え、帰国するときは「私は日本の英語教育を変える!」とまぁお恥ずかしい話ですが、それはそれは大きな夢を持っていました。中学高校であんなに嫌いになった英語が、好きになっていました。世界中の人とコミュニケーションをとることが、楽しかったんです。
あれから約20年後の今、夢は目標になり、英語教室経営という形で叶えられています。そんな今思うことは「もっと若い時にこれを知っていたら、もっとできることが増えてたやろうな」です。それは後悔ではありません。だって過去は変えられないし「思い立ったが吉日」ですから。だから今の中学生に、夢を見つけて欲しいと心から願っているんです。
現在の学校教育の現状
私が学生の頃とは違い、今は小学校でも英語がありますよね。でも、小学校で英語が教科になったがゆえ、皆ある程度できていると仮定した上での中学校での授業が始まります。小学校で習った単語は忘れてしまっているのに、さらに覚える単語が増え文法は難しくなります。授業やテストの日々に、子ども達はうんざり。大人の思いとは逆に、実は英語嫌いが増えているそうです。
やっぱり英語は、令和の今も、限られた人しか話せるようにならない?
やっぱり留学とか行かないと無理?
お金がある人だけができること?
確かにお金はかかります。でもそれは、英語に限ったことではないはず。サッカーにせよ、高校受験のための塾にせよ、教育にお金はかかるものです。
英語教育にかけるお金を減らす方法
かかるお金を減らす方法、それは、前述した「英語を使う魅力に気づく、英語が使えることで、自分にとって得になる、そう思えるキッカケ」を見つけること。
私自身の話で恐縮ですが、私は公立高校を卒業し就職。海外一人旅は18歳から働いて貯めたお金で行きました。英語学校にも通っていませんし、語学留学経験もないし、帰国子女でもありません。英語は独学です。
好きこそものの上手なれ、という言葉があるように、好きなものに対しては時間を惜しまず、苦労を苦労と思わず、ひたすら取り組めるものです。
その環境を、つくる。
好きなものを見つけるお手伝いをする。
こんなのもあるよ、と見せてあげる。
それこそが親の役割なのではと思います。
英語がすでに苦手になってしまった…と悩むお母さま、まだ間に合います。昔の私と同じ思いをしている中学生の皆に、選択肢が増えることを願っています。
フレンズ英会話の、中学生初心者クラス
そんな中学生を応援すべく、英語嫌いのお子様も安心して入れるクラスを作りました。コミュニケーションをまず楽しむ。点数、評価、関係なし。英語の世界に自然に馴染んでもらう、初心者さん専用クラスです。
定員6名のみの小さなクラスですので、ご興味ある方は、教室までお問合せくださいね。
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