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ママは歯育係3❤乳歯の神経を極力残した方が良い理由

こんにちは♪アメブロで埋もれてしまったいた、もう誰にも見られることがなくなったママは歯育係シリーズの記事をこちらでリライトしてお届けしています。

❤先日こんな質問を受けました。

乳歯の神経を抜くと永久歯の神経にも影響がある?

Q:7歳の子供の歯のことで相談があります…
先日歯医者さんに行くと奥歯の乳歯に虫歯があり、削ってみて神経まで行っている場合は、麻酔をして神経の治療になる可能性があると言われました。

乳歯の神経を抜くと永久歯の神経にも何らかの影響があるものなのでしょうか?

A:回答

結論から申し上げます。乳歯の神経と永久歯の神経はそれぞれ独立した形で、歯の中の入り込んでいますので乳歯の神経を抜いても永久歯の神経に直接影響が及ぶことはありませんのでご安心下さい。

しかしながら、乳歯の神経を早期に抜いた場合、神経を抜いた後の歯には血液が供給されることもなくなり体にとっては異物になります。

ですので、枯れ木の様になった歯を体は、早めに排除しようとして
神経を取り異物になった根っこが炎症を起こし吸収されます。すると通常の歯の交換の時期よりも1年~1年半くらい早く乳歯が抜けて、永久歯と交換してきます。

そうなると場合によっては、歯並びが乱れてしまうこともあります。ですので、極力乳歯の神経を取るのは痛みが出たりしない限り先送りにした方が、ちょうどいい時期に永久歯と交換する可能性が高まります。

なぜ乳歯の神経を極力残した方が良いのか?

以下の画像は6歳8ヶ月のお子さんのレントゲン写真ですが、向かって右側のピンクの丸印の乳歯は神経を取る治療をしました。根っこの治療薬が白く写っています。

それに対して左側の黄色の丸印の乳歯は進行止を塗って経過をみて
治療はしませんでした。

画像1

そして1年後のレントゲン写真です。

ピンクの丸印の乳歯の根っこはほぼ吸収され歯の頭だけになっています。(白い薬が写っていた根がなくなっています)

それに対して黄色の丸印の根っこはまだしっかり残っています。

画像2

口腔内の環境は同じなので実は治療をしなかった黄色の丸印の
部分にも反対側の乳歯と同じような大きさの虫歯がありました。

このケースの場合はピンクの丸印の部分の下の永久歯は第一小臼歯と呼ばれる永久歯ですが黄色の丸印の下の永久歯よりも1年位は早く生えてきてしまいそうです。

交換の時期が早まることで、生えた永久歯が傾いて歯並びが乱れたりする原因になることがあります。

こういう症例を見るとやはり乳歯の神経は極力抜かない方が永久歯の交換にも有利だなと思います♪

あなたならこういう場合どんな選択をしますか?もし分からなかったらかかりつけの歯医者さんにご相談下さいませ♪

今日の記事が歯育係のママたちに
少しでも役立ったなら嬉しく思います💖

それではまたね✨

*この記事では個人的な臨床経験に基づいた一般的な視点から書いております。他にも治療の選択肢はあると思われます。


記事の内容に記載された方法が「唯一の方法ではないこと」「個人的なアドバイスではないこと」等をご理解いただけると幸いです。

PS:

先ほどおしゃべり瞑想会にご参加頂きました稀有な皆様、本当にありがとうございました!遠くオーストラリアからつないで頂き、現地の様子なども伝えて頂きとても感謝しています。

皆様のお話を聞いていて感じたのは、ワクチンの強制接種、ワクチンパスポートなどなんとも全体主義的な方向に向かって行っていますが、目覚めている市民も世界的には少しずつ増えているのかなという事。

改めて、私たち凄い時代に生まれましたが、一人一人の意識を高めることでオセロの駒がひっくり返るような大逆転が待っている・・・そんな希望も持って生きていきたいとも感じています❤


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