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【鮮魚の現場から】ご挨拶編
今年の7月に鮮魚部門へ入社してくれた村上さん。日々のできごとから珍しい魚について、はたまた市場の臨場感まで、スーパーの鮮魚畑で長年経験を積んだ彼だからこそ気づく、フレンドフーズの鮮魚部のアレコレについて綴っていただきます。
今回は、はじめましてのご挨拶編です。
フレンドフーズ・鮮魚部の現場から
はじめまして。鮮魚部の村上です。
公立高校を卒業後、実家が飲食店をやっていることもあり、調理師学校に入学。卒業後は京都の中華料理屋に就職するも、調理師学校で魚を捌いたことが忘れられずに退職し、近くのスーパーの水産部にパートで入社しました。そこでは魚のことを教わりながら、少しずつ刺身の担当に入らせてもらいました。
毎日魚を触っていると、身質や包丁の使い方など新しい発見があります。しかし、当時のお店で扱う魚は、入荷の安定を優先した結果ほとんどが養殖の鯛や鰤などでした。
フレンドフーズの存在を知ったのは勤めて10年目の、30歳を目前にしたとある日。以前の同僚から、「今、フレンドフーズというスーパーで鮮魚の仕事をしてるんだけど、見にこない?」と声をかけてもらい、さっそくホームページやnote、Instagramを見ました。
その後、実際に売り場も見に行ってみると、
見たこともない魚!
誰もが知っている高級魚!
たくさんの魚種!
妥協のない商品!
担当してきた刺身の内容も、魚の状態から切り方、あしらいや売り場の季節感まで、自分が今までしてきたこととは似て非なるものでした。
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お世話になった職場に感謝の想いはあったものの、フレンドフーズの世界観やパワーに引きつけられ、「ここで働いてみたい」と思ったのです。
すぐに鮮魚部の部長とお会いできる機会を設けていただき、お話しを伺うなかで以下のような姿勢に惹きつけられました。
部長自らの目利きで、朝の市場から一番の魚を仕入れて専門のスタッフが調理します。
漁港からの産地直送も行っており、鮮度抜群の魚もたくさん入荷しています。
そして、最高の状態で売り場に出します。
それを常に、です。
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そうしてフレンドフーズに入社し、5か月ほどが経とうとしています。新しい環境で右も左もわからない状態でしたが、親切に教えていただき、今は当店でも刺身を担当しています。
京都の市場でもほとんど見れないような魚や、一流の料亭などでしか取り扱わないような魚にも出会う日々。手前味噌ですが、いろんなスーパーはあるものの、こんなにハイグレードな魚を置いているスーパーは知りません。ほんとに!
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最後に、せっかくの機会なので目標を挙げられたらと思います。
知識、技術の上達はもちろんですが、もうひとつ、わたしがフレンドフーズに対して「この魚屋、すごい!」と感動した時のようなインパクトを、お客様にも伝えることも目標です。
自分が感じた時より、もっと「すごい!」が大きくなれば嬉しいです。
いいものをよりよい状態で商品にし、選んで買っていただいて、「美味しかった!」と思っていただけたらこんなに嬉しいことはありません。
この記事を書いた人:
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鮮魚部 村上
京都生まれの30歳。実家は自営業の中華屋。趣味は旅行と料理です。