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犬兎の連撃! わんショット連携デッキ!

みなさんは連携デッキをご存じでしょうか?
EX4で登場したキーワード効果「連携」とそれを使うとコスト軽減してアタック中に進化するテリアモン(犬)とロップモン(兎)のデッキです。
双子が力を合わせ、強く大きくなる。
そんなエモエモでかわいいデッキです。
今回はそんなデッキでワンショットする構築を考えたので紹介します。

連携基礎知識

連携とは

このデジモンがアタックしたとき、他の自分のデジモン1体をレストさせることで、このアタックの間、このデジモンにレストさせたデジモンのDPをプラスし、≪セキュリティアタック+1≫を得る

というキーワード効果です。
主にテリアモンとロップモンのlv4以降の進化ルートに持たされており、
2体揃えば、2体ともレストする代わりに1体がアタック代行を行える為、格上に殴り勝てたり、セキュティにDP負けしても片方は消滅を免れたりできます。

デジカ史上もっともかわいいカード疑惑のある1体

またそのlv3枠となるテリアモン、テリアモン助手、ロップモンには、共通の進化元効果があり

【自分のターン】自分のデジモンが≪連携≫の効果でレストしたとき、このデジモンを自分の手札の緑を含む2色のデジモンカードに進化コストを支払って進化できる。この効果で進化するとき、支払う進化コスト-2。

この効果により、連携でアタックしながら低コストで進化し、DPをさら上げてゆくといった性能をしています。

3色目のロップモン

ワンショット方法解説

今回はワンショットということで、
普段のように別プランはあまり用意してないので、
最終盤面から先に解説します。

自分の状況
セキュリティ0~n
進化元に連携サポートlv3がいるlv4が1体
【BT1-089】太刀川ミミ
アリス・マッコイ
育成 進化元に連携サポートlv3がいるlv5

ここから見せる逆転劇、さぞかし想定外だろう

育成をバトルエリアに移動
lv5でセキュリティにアタック。lv4と連携
1コストでlv5をケルビモンに、さらに1コストでlv4をlv5にそれぞれ進化元効果で進化
ケルビモン進化時効果でケルビモンとlv5は
「【消滅時】このカードをコストを支払わずに登場できる。」
の効果を得ます。
そのままDP20000以上で2チェック行います

メモリーも残り1,万策尽きた記念アタックに見える……

アタック終了時効果があれば忘れずに発動させた後、
アリス・マッコイの効果を発動しケルビモンを消滅させて、lv5をアヌビモンの0コストで進化
アヌビモンの進化時効果で、lv3をトラッシュから登場。(今消滅したケルビモンの進化元のlv3でOK、色指定はない)
その後、ケルビモン自身が付与した効果でトラッシュからケルビモンが登場。
アヌビモンの効果【自分のターン】トラッシュからデジモンが登場したとき、このターンの間、そのデジモンは≪速攻≫を得る。
により、lv3とケルビモンは速攻になります。

ここまではまだ読まれるかも知れない。

ブロッカーがいないなら、ケルビモンとlv3で連携してDP13000〜17000で2チェックします。
1コストでデモンズディザスターを使い、アヌビモンを消滅させ、ケルビモンをアクティブにします。
アヌビモンはケルビモンにlv5の時に付与された効果でトラッシュから登場。
アヌビモンの効果は、アヌビモン自身がトラッシュから登場した場合も有効なため、速攻になります。
これでケルビモンで5枚目のセキュリティを割り、アヌビモンで勝利を掴み取れます。

アヌビモン自身がトラッシュから登場した場合の挙動、意外と知らない人多いと思います

まとめるとこのような感じになります。

アヌビモンとケルビモンの効果が相互に干渉してるのがエモエモ

レシピ

まだ迷っているところはありますが、だいたいこんな感じになります。
とはいえ、lv3は進化元効果の都合で固定
lv5は紫含む2色と、連携持ちである必要があり
lv6は固定、テイマーオプションは大体ギミック用な為、
触るのは基本lv4となります。
lv5のアンティラモンに繋げる為にlv4は緑含む2色である必要があります。
ここらへんは好みがでると思います。
シンプルに連携デジモンにしてもいいですし、
後述する理由からアーマー体で固める、
消滅を経由するから、ダークティラノモンでレストさせるのもあり
僕は上に乗せるのが安いので、コウガモンにして道連れを付けるという選択肢を取りました。

BT14までの緑含む2色

展開例

このコンボを成立させるには

  • 3以上のメモリー

  • バトルエリアにアタック可否を問わないlv4〜5

  • 育成にlv4〜5

  • 手札に進化ルート

この4つを満たす必要があります。
育成とメモリーはともかく、バトルエリアにいるデジモンは生かして返してもらえないことが多いので、ここを安定化させます。
あ、手札に進化ルートを集める方法ですが、そちらは気合です。
がんばってドローしてください。

アーマー体

アーマー体というよりアーマーパージが目的。

アーマー解除(パージ)
このデジモンが消滅するとき、このデジモンに重ねられているカードを上から1枚破棄することで、消滅しない

これにより除去されても最悪、lv3が残りますし
アタック数が減らないなら、相手が除去せず進める可能性があります。
特にラピッドモンは除去も出来る上、進化が重いのがネックですが、テリアモンからならば3コストで進化でき相性がよいです。
除去されなければ理想盤面ですし、
lv3が残ってさえいれば、2コスト進化させて理想盤面に持ち込めます。

緑から進化できるアーマーパージ持ちアーマー体

ミミ2枚でゴリ押す

【メイン】緑のLv.5以上の自分のデジモンがいるとき、このテイマーをレストさせることで、空いている自分の育成エリアにデジタマカード1枚を孵化させるか、育成エリアのLv.3以上の自分のデジモン1体をバトルエリアに移動する。

育成から出したlv5がいると、
太刀川ミミを2枚だしておくことで、この効果を2回使えます。
1枚目で育成を孵化し、lv3に0コストで進化
その後、2枚目の効果で育成エリアからバトルエリアに移動させれば、2体揃うことになります。
あとは2コスト支払ってlv4に進化させれば、ほぼ邪魔することが出来ない方法で理想盤面にできます。
欠点としてはミミ2枚を並べる理由はこれ以外にないことと、上記アーマー体展開に比べ、必ず2コスト必要になるところです。
まぁアーマー体の場合は手札に戻すなどで更地にされることを考慮すれば、こちらの方が硬い準備といえるでしょう。

1弾のカード、このカード強すぎる

登場進化

大量にメモリがあれば、lv3を登場させてlv4に進化させることでごり押しで解決することもできるでしょう。
コンボの都合上3コストは必要なのでそこから数えて
lv3登場→lv4進化 では+5コスト
lv4登場では 4+コンボの1つがつぶれて正規支払いになるため+6コスト
となります。
幸いワンショット上で、アヌビモンに進化する方は消滅後しかアタックに行かないので、登場でも成立はします。
今後紫の完全体4コスト登場のデジモン(Aceなど)が出ればそれも採用検討です。

lv5でお祈りする

雑な解決策。
lv4、DP6000以下は大体のデッキで簡単に消滅させれますが、
lv5、DP8000以上となるとなかなか難易度は上がります。
かといってなんでも取れるような返し札としてのオプションカードをlv5に使うのはもったいない。(最悪7~8コストのオプションで除去された場合、上記プランが使えますし)
とりうる選択肢としはlv6以上の進化時効果、アタック時効果です。
対面するデッキから考え、残れそうなら進化しておく。
最終盤面で必要になるコストも-1される為、お得です。
(1で何できるかというと、相手セキュリティでX抗体が捲れてもターンが終わらなくなる)

紫に進化ができ、緑含む2色のカード! lv5DP9000ブロッカーは相手しにくいぞ!

最後に雑感

はい、タイトル変えてみただけでいつも通りアヌビモンデッキです。
はじめは「13弾アヌビモン雑感 連携編」といったタイトルにしようと思ってましたが、よくよく考えたら13弾のカード入ってないなと思いこうなりました。
アヌビモンも犬なので嘘は言ってない

今回はアヌビモンの効果を別観点から十全に使えたので満足です。
ぼくは、ほぼアヌビモンを使うのでアヌビモンの1打点ずらし周りにバレてるんですが、まさかアヌビモンが自壊して自ら速攻つけて殴ってくるとはなかなか想定しづらく、連携デッキもワンショットできるような盤面に見えないので、いい感じに奇襲、初見殺しできます。
最初のケルビモンの進化元にトゥルイエモンがいれば、ポームモン互換を消滅させれるので、詰みポイントも回避できるのも強いポイント。

弱いところとしては、キーカードを集めるのがなかなか難しいところ
最低でもlv3〜5までを2枚ずつ、lv5は1体は連携持ちである必要あり、アヌビモン、ケルビモン、デモンズディザスター、アリス・マッコイが必要です。
特に紫単色のカードは気合で引くしかない、ギミックのために採用枚数を削ったから連携lv5が来ないなどがありました。

アヌビモン+連携ケルビモンの構想自体は、ケルビモンが公開された時期から模索はしており大量のメモリか、ボコモンを蘇生するルートで緑ハイブリッドを経由すればワンショット可能だと友人に力説していたのですが、現実的ではなく...
そんな中、仕事で追い詰められてる時
ふと、ケルビモンを先に進化させればいけるのでは?
と天啓が降り作った次第になります。

かつてアヌビモン+7弾ケルビモンで戦ってた身としては、またこの2体の共闘が見れるのも感慨深い。
推しデジモンたちなのでこれからも色んなコンボを考えていこうと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございます!

【おまけ】この形になるまでに礎となったデッキたち

ベリアルギズアヌビモン連携式1

2体立てるのが難しいなら途中を連携にすればいいじゃないのノリ

アヌビモンとベリアルヴァンデモンを同時に立ててギズモンアタックしたら面白いな
からこのデッキの原型は始まりました。
殴り速度の遅さ、アルケニモンアタックが打点になりえないので数戦やって次のデッキに移行しました。

ベリアルギズアヌビモン連携式2

ギズモンで回しながらマザー連携も取り込んだごちゃまぜ感……好き

じゃあ殴った後に取られたら相手の方が不利になるようにしよう!
と思い、ヴァンデモン、及川悠紀夫を採用。
いろいろ回していくうちに様々なカードが入ったり、抜けていったりしました。
2週間ほど回している中で、上記の思想が仕事中に思いつき作り直したという感じです。
あんまり活躍させてやれなかったのでここで供養。

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