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どこにいても君を探すよ、EX5アヌビモンデッキ
ずっと使ってるデッキがある
はじめは成長期アグロであった
次は速攻多面展開による制圧であった
その次は、別の神人型と組んだ不死の集団だった
月日が経ち
力及ばなくなった時、新たな力を得て不死の軍隊へと強化されたそれは、
ぼくだけでなく、力を求めたテイマーたちを魅了した。
そして、同じく強すぎる力と共に封印された。
では、かのデジモンはこの時代に現れないのか?
否
もう、誰も彼をだれも使わないのか?
断じて否
茶番はここまで、
1枚のアヌビモンが放つ光が、
この物語の始まりを告げましょう!
試行錯誤
まず、EX5アヌビモンの性能は展開、除去です。
なので足りないフィニッシャー性能があることを補う、BT4アヌビモンやメルヴァモンが浮かびますが、
EX5アヌビモンデッキとして運用したいため、アヌビモンを探す力も必要です。
さらにWアヌビモンの強みは、EX5アヌビモンから動くこと、
メルヴァモンも同様です。
そのため、EX5アヌビモンを生かすデッキとしてはちょっと置いときます。
先に誰かを立てつつアヌビモンを手札に呼び込み、アヌビモンで起こした事象を切り札にできる方法、これを探します。
ここで最終候補に上がったカードは2種類
デュナスモンとケルビモン悪Xです。
最終的にケルビモン悪Xが自分らしくてよいという結論にいたりました。
まずはボツ案から見ていきましょう。
ボツ案デュナスアヌビモン
デッキレシピ
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解説
5コストでテイルモン登場で3枚
1コストでエンジェウーモンに進化してミレイ効果でレディーデビモンを登場させて4枚
エンジェウーモンを4コストでデュナスモンに進化して6枚
合計10コストで13枚見みて最大6枚手札を増やす
相手にターン返すことも考えれば6コストで動けますし、途中でアヌビモンを引ければ、ルートを変更することができるのがメリットです。
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転生ロップは堕天してでもアヌビモンを探す
基礎デッキレシピ
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解説
同レベル進化による進化ドロー、サーチカード
そしてケルビモンXの効果によりテイルモンを毎ターン使えるサーチ性能と
連携による2チェックからの、ケルベロモンX効果によるアクティブの暴力の両立を狙ったデッキになります。
一時期同型デッキ使いからのオススメでクールボーイを入れてましたが、確かにドロー加速できますが、登場時にアヌビモンをデッキ下に送ってしまう事故が怖くて抜きました。
回していくうちに形が変わってきたので、このまま改良型を紹介します。
改良レシピ
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まずlv4を重ねて進化しやすいよう枚数調整
切り札をアヌビモンともケルビモンXとも相性のいいデクスモンに決定し枚数を増やしました。
ケルビモンXと相性よく1ドローもできるため、サーチャーを1枚だけ採用
メモリーきつかったのでヤマトを採用しました。
ここからは採用カードとコンボを紹介していきます。
ウッコモン
2ターン以内に引ければ強いと思い採用しました。
2枚採用でも確率的には17%(後攻なら22%、マリガン含めれば34%、後攻40%)あり、
4枚採用後攻マリガンありで65%まであげれますが、
後半要らないカードのため2枚採用にしました。決してパラレルが2枚しか買えなかったからとかではごにょごにょ
仮に引ければ、
2ターン目には49枚のデッキから9枚みてx枚のカードを1枚以上手札に加える確率で次のLv3を得れますのでかなり進化し得です。
このデッキの場合、x=10のため、89%
なんなら2枚目のウッコモンでもよいため、x=11で92%です。
X抗体PF
これも枚数悩んだカードです。
元々2~3枚を想定してましが、ケルビモンをいれなくなったことにより、ケルビモンXを扱うなら必ず1枚は手札にほしいカードになりました。
基本セキュリティを経由して戻ってきますが、大量にいれたサーチにより落ちてくことが気になったため、4枚になりました。
ケルビモンをいれたほうがよい! となったらまた枚数が変わるでしょう。
まぁケルベロモンXになる時点でいれてアヌビモンになってもよいわけですし使い道はあります。
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ケルビモンX+テイルモンサーチ
本命コンボです。
アヌビモンをサーチするための最高率な探し方でケルビモンXが生きてる限り3枚オープンにして紫と黄を1枚ずつ手札に加えれます。
毎ターンで考えると1ターン目のみ4コスト、以降0コストでサーチしていることになりでっかいウッコモン的なふるまいができます。
アヌビモン+ケルビモンX
このデッキにおける最強の動き、目指すべき盤面です。
アヌビモンからケルベロモンを蘇生してケルビモンXに進化すれば、lv6を消滅させれ、
この動きにケルベロモンXを挟めばlv5が2体、lv7が1体取れます。
この動きはメモリーがかさむものの逆方向ケルビモンXからの展開でも可能です。
アヌビモン+デクスモン
上振れルートその1、除去ルートです。
制限前の時代では僕はアヌビメルヴァには入れてませんでした(魔獣アンデッドアヌビモンには入れてた)が、入れてない理由は横並びはアヌビモンぐらいで、あまりテイマーが並ばないことが多かった為、やるならリヴァイアモンのほうがよくみれたからです。
ですが後述の相性のよさと、
パーティション相手に退化を撃てる強み、BT16環境ではテイマーが出てくることが多いので、採用に踏みきりました。
退化させてlv5消滅、スキです。
ケルビモンX+デクスモン
上振れルートその2、面展開対策ルートです。
アヌビモンと違い自分で出すことが出来ないので手札から投げることになりますが、ケルビモンXの効果の1つとしてターン終了時にlv4を消滅させる、他の自分のデジモン1体ごとに、この効果で選べるLv.+1がありますが、デクスモンを投げれば退化で1下げてデジモン数を1上げれる為、すぐさまlv7まで取れる可能性がでてきます。
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ケルビモンX月狂状態
月狂とは、デジモン新世紀においてケルビモン悪Xの強化状態です。
それぐらい強い動き、雷に雷を重ねて強化するデジモンドリーマーズのような展開を紹介します。
ケルベロモンXを進化元に持つケルビモンXでウィザーモンを蘇生することです。
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結果起きるのは、DP18000の2チェック、自分のセキュリティを2枚破棄してDPマイナス6000を2発、自身をアクティブ化
と、自分を2枚割って相手を3枚割った上で本来出来ないDPマイナスによる除去を撃ち込むノーガードな戦法がとれます。
回し方
このデッキのパーツを初動、破棄、重要の3要素に分けます。
初動は初手にほしく後半に重要度が低いカード
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これはわかりやすいですね。
中盤から後半にかけてはこれらカードが不必要だと感じれば破棄してもよいカードです。
テイルモンは例外的でできる限りメモリーを使いたくないので、初動としては他よりまし程度です。
ただしラブラモンは例外で、1枚だけは常に手札に残しておきたいです。
破棄したい、しても良いカード
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落しても回収できるカード、もしくはトラッシュいてくれても使えるカードです。
ドーベルモン、ケルベロモンXは手札にいてもいいですが、トラッシュでもなんとかなるカードです。
ロップモンX、テイルモン、ウィザーモンはケルビモンXからの呼び出しに対応してる為、手札でもトラッシュでもいいのですが、捨てるものがない時は優先して破棄しています。
また気を付けなければならないのは、ブラックテイルモンUverやマーシフルモードが相手に見える場合、破棄を考える必要があります。
幸いアヌビモンは手札を破棄でき、ケルビモンXは手札からも出せる為、効果で出すデジモンを手札に持ちっぱなしにしておくのも手です。
この辺はプレイングですね。
重要カード
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アヌビモン、ケルビモンX抗体、X抗体PFあたりがこれにあたります。
アヌビモンは回収はできるが1枚しかなく、トラッシュは安全とは言い難いので、最優先回収対象です。
そもそもそういう目的でデッキ組んだわけですし。
ケルビモンX抗体フィニッシャーも兼ねてるデジモンですがこのデッキには回収ルートがありません。
X抗体PFに関してはあらゆるサーチから溢れるのにケルビモンX抗体を運用するには必須パーツのため迂闊に破棄できないです。
あとは回収要員であるラブラモン、ケルベロモンは残しておくと救われるカードとなります。
BT16環境における実際の使用感
サーチ能力が非常に高く、大型除去から小型対処まで幅広くもて、ブロッカーもあって非常にバランスよく動ける反面、
除去能力がほぼレベル消滅しかなく、マグナモンXやタイラントカブテリモン、
X抗体PFに対して反応できるインペリアルドラモンがしんどい印象でした。
強いんだけど、現環境に不向きといった印象です。
リメイク・アヌビメルヴァ型
1/28にエボカに行ってきたのですが、
その日の前日までは、上記の転生ロップは堕天してでもアヌビモンを探すデッキ、略してアヌビモンを探すデッキでいこうと思ってましたが、
上記の通り、想定しうるデッキタイプには不利であり、横展開でゴリ押しする以外で勝ち目がない中、当日の朝あるデッキが僕の脳裏に過りました。
それは、1/5に封印されたデッキタイプが1つ
最も使われたアヌビモンデッキタイプ
アヌビメルヴァ型を1枚のアヌビモン1枚で、いや5枚で再現するデッキ
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紫単ではどうにもならない効果を受けない相手に対して、ブラストファイア+ルインモードで、効果無効の途切れ目を狙う形で構築。
しかし実際回してみると、あれ? ルインモードになったけどコストなくてブラストファイア撃てない
次のターンもブラストファイア撃つとターンが終わってしまうが、かといってルインモードで殴ると色がなくやり撃てないというミスが見つかりました。
エボカ中にこの設計ミスに気づき帰宅後に改修しましたのがこちらになります。
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いままでのギミックを踏襲しつつ、
アヌビメルヴァで最大3打点追加の4打点
完全体から5コストでルインモード
アグモン、大で増える2打点追加の3点
ケルベロゼヴォリューションで追加1打点
会わせ技で3コスト累計5打点
好きなギミックを詰め合わせてみました。
Lv6が取れないのがネックですが、アヌビモンにぽんぽん進化できるのでアヌビモンになれないストレスがないのが自分にあってます。
とはいえ勝率はよいとは言えないので、もう少し尖らしたいです。
いい案あれば、たこともまで連絡下さい