アヌビモンルインモードの可能性
どうもアヌビモンテイマーのたこともです。
今回もデジカにおける自分のパートナーと共に戦う趣味デッキを紹介していきます。
前置きをすっ飛ばしたい方は、アヌビモンLOからお読みください。
前置き
シャイングレイモンルインモード
それはEX4で追加された面白カードです
その効果は、
進化時と消滅時に相手のターン終了時までDP-5000を相手のバトルエリアに残す効果
と
アタック時にルインモードと相手1体を消滅させて、リカバリー１、デジタマ孵化と自壊する効果を持っています。
そうです、自壊するデジモンです。
過去にスカルグレイモンが持っていた、
アヌビモンと組んでいた実績のある能力です。
そして、仮に進化時、消滅時、蘇生されてもう一回消滅できるとすれば、
DP-15000をバトルエリアに残す
その強力さ、他のデッキに真似できない動き、アヌビモンルインモードを組もうと思いました。
プロトタイプ
まず思いついたのはカイザーネイルでアヌビモンを進化元から出す方法
この方法であれば、2体立てる必要なく4コストで可能です。
ですが、コストが多く必要で大門大の都合上、育成からスカルグレイモン移動、1コストで大門大をデジモン化
3コストでアヌビモンに進化
大門大アタック時に0コストでアヌビモンをシャイングレイモンルインモードに進化
4コストでカイザーネイル
2コストでリターンマッチだ!
これでルインモード2回アタックの準備完了です。
重い！
一応育成や、赤や黄が含まれるところからグラビティプレスや絶光衝が使えますが……
憤怒現る
友人に相談している中デーモンから行けば解決しないか？
と言われ、過去に提案したLOコンボを採用し組みなおすことに。
こちらは、デーモンが2回殴ってくるので相手盤面に依存したり、不確定要素が多いですが最大20枚デッキを破棄できるコンボとなっています。
こうしてルインモードとLO軸の2つのアヌビモンがジョグレス進化して生まれたのが今回紹介するアヌビモンLOとなります。
アヌビモンLO
このデッキの勝ち筋はLO勝利ただ１つ。
その為、基本的には殴りに行きません。
回し方
理想ムーブで考えると、初手札ギルモン、ブラックグラウモン
育成でギルモンに進化、テイマーを置くなりなんなりでターン終了
2ターン目にバトルエリアに出して、ブラックグラウモンに進化。
お互いに2枚デッキを破棄して、その後にギルモン、グラウモン名称を1枚トラッシュから回収。
デッキを破棄したので、プチメラモン効果で1枚ドロー。
ここまでで、初手札5枚、2枚破棄、2回進化時ドロー、1枚ドローで合計10枚見ています。ここまでの間に1度でもメガログラウモン系があればそのまま進化させます。
もうここまでこれば消滅時に1枚回収できるため、次の育成もある程度楽になります。
こうして互いのデッキを破棄しながらパーツを集めプランを動かしていきます。
デッキの構造上lv5以上は重たい上に多いので、事故率は高めですがプランが通れて面白いのでお祈りしましょう。
プランニング
メインプラン
このデッキはLOなので上記動作を繰り返しながら、
育成前でて進化してデッキ破棄、進化してデッキ破棄
究極体にはならずに別のことして準備（メギドラモンが手札にあるなら雑に進化してもいい）
相手のデッキを見ながらサブプランの上振れが出来るか確認しつつ、デーモンで破棄しきる、もしくはルインモードで蓋をする動きで時間を稼ぎます。
基本グラウモン系の効果で自分もデッキを破棄してるので、手札になに来るか、破棄で犬猿の凶弾が落ちてくれるかなどかなり運用素が強いです。
サブプラン１：アヌビモン式憤怒
デーモンが2回アタックし、ターン１効果を2回使用するコンボ
まず相手が2体以上デジモンを出しているタイミングを見計らいます。
空＆ミミなどで相手に圧をかけていくのもありです。
相手が2体以上の時、デーモンに進化し、デッキを4枚破棄してワルシードラモン、もしくはルーチェモンフォールダウンモードを登場させ登場時効果を発揮しておきます。
無ければメガログラウモンでもいいです。
リターンマッチだ！をデーモンにかけてアタック、アタック時効果でデッキを破棄。仮に現在のトラッシュが30枚だったとして相手に9枚デッキを破棄させます。
その後、効果で登場した完全体をアリスの効果を使ってアヌビモンに進化させます。
アヌビモンで登場させるlv3は何でもいいです。
デーモンはアリスのコストとして消滅しますが、リターンマッチだ！がかかっているので登場し、アヌビモンの効果で速攻を得ます。
これによりさらに9枚デッキを破棄させることができ、
アヌビモンで蘇生したlv3を進化、もしくは消滅させることでさらに２枚破棄させることが可能です。
破棄例
デーモン+アヌビモン（5コスト）
トラッシュ 10 = 3*2+2=8
トラッシュ 20 = 6*2+2=14
トラッシュ 30 = 9*2+2=20
※メモリさえあればlv3orlv4が場に残るためさらに破棄できる。
デーモン＋メギドラモン（3コスト）
トラッシュ 10 = 3+5=8
トラッシュ 20 = 6+5=11
トラッシュ 30 = 9+5=14
デーモン＋デーモン（3コスト）
トラッシュ 10 = 3*2=6
トラッシュ 20 = 6*2=12
トラッシュ 30 = 9*2=18
サブプラン２：毎ターンルインモード
ルインモードの進化時効果、消滅時効果を別ターンに発動させリターンマッチだ！で2回目以降の消滅時を生み出すコンボ。
デーモンやメギドラモンの上にシャイングレイモンルインモードに進化させ、次のターンにリターンマッチだ！をかけてアタックすることで、相手1体消滅、リカバリー、デジタマ孵化、相手のターン終了時までDP-5000と、ルインモードの全ての力を使った上で、ルインモードが蘇生されます。
その後、ヤマトを使いリターンマッチだ！を回収することで、このコンボをループさせ本来2ターンだったDPマイナスによるロックを延ばし、その間にデッキ破棄プランを進めることができます。
除去、リカバリー、相手盤面への干渉効果と遅延戦法としてやれることすべてやってるようなものなので、かなり相手は動きが苦しくなります。
とくにメギドラモンは進化したらそこで終わりですし、
デーモンも相手ターンは11000と弱めなので、手札にあればこっちを使うのがありです。
遅延すればするほどデッキ破棄は決まりやすくなりますので。
サブプラン３：アヌビモンルインモード
サブプラン１，２を同時に行うこのデッキにおける最大の上振れコンボ
テイマーやジャックレイドを駆使して大量のメモリがあるか、
完全体が複数いる、など盤面有利であるときぐらいしかできないコンボですが、サブプラン１のデーモンコンボや単純に2体の究極体を立てたりして盤面を固め、アヌビモンとシャイングレイモンルインモードがいる状態を作り、シャイングレイモンルインモードにリターンマッチだ！をかけて、アタック時に自壊することで、トラッシュから登場したシャイングレイモンルインモードは速攻を得てもう一度アタックするこができます。
その結果、相手2体消滅、2リカバリー、相手のターン終了時までDP-15000を相手にデジモンすべてに与える。
というわけの分からないレベルのロックを行えます。
こうなるともうシャウトモンX7スペリオルモードを登場させるぐらいしか相手は打つ手がありません。
lv6が2体いる＋7メモリなのでそうそう起きることがないですが、ロマン砲がすぎるのでぜひ狙って遊びたいところです（ジャックレイドが化けるから意外とメモリ問題はなんとかなります）
例外：相手が明らかに事故ってる場合
普段はデーモン、ルインモードのアタック時を使う為に仕方なくアタック行くぐらいで、基本低世代でセキュリティには触れない動きで回しますが、相手が事故ってる場合は殴りに行かないと進化時ドローを繰り返した分、こちらのデッキの方が早くなくなり、除去されてなければ、トラッシュもそれほど溜まっていない状態に陥ります。
その場合は、ルインモード効果で登場を警戒しつつ普通の勝利を目指すのもありです。
採用理由
ギル、グラウ系はLOの為に採用してるため解説は割愛
lv3
ドラクモン *1：制限カードになってしまったヤミからの呼び声と犬猿の凶弾の回収用です。アヌビモンから蘇生もできるので1枚採用。
インプモン *2：デーモン回収要員兼いらないカードを破棄する要因。主にlv5の彼らを破棄する為に使います。
余談なんですが、ギルモン含めこのデッキのlv3、完全にヤミからの呼び声
Lv5
ルーチェモンフォールダウンモード *1：デーモン進化時に釣りあげれた場合にテイマーとlv6以下に干渉できるので1枚採用。手札に来た場合は、インプモンの登場時に破棄、空＆ミミで破棄、アイ＆マコトでデッキ上に戻して破棄などトラッシュにおきます。
ワルシードラモン *1：メモリの追加と、進化元からデジモンを出せるのでLOの種を増やせます。またアヌビモンと相性が非常に良いのもいい点。序盤ならメガロ系を持ってなければ進化してもいいです。基本はフォールダウンモード同様トラッシュに置きたい1枚採用。
Lv6以上
アヌビモン *1：myパートナー。ルインモードとのコンボ考えてたら過去に考えたデーモンとのコンボとガッチャンコしたこのデッキにおいて中核といって差し支えない。
デーモン *3：このデッキの中核。紫以外のデッキにはこちらで破棄することで相手のデッキのバランスを破壊し、LOに導いていきます。
メギドラモン *1：対ベルゼブモン用決戦兵器。デーモンは破棄枚数が可変で準備が遅く、なおかつアタック時なので相手のターンになってしまうなんてことが多いですが、こちらは進化時なので詰めのカードとして採用しています。5枚破棄は序盤でも終盤でも強い。
シャイングレイモンルインモード *2：ほぼ唯一の制圧性能。時間を稼ぐのがこの子の仕事となります。自壊するのは紫において本当に偉い効果です。
テイマー＆オプション
竹乃内空＆太刀川ミミ *2：手札を捨てる手段兼、メモリ兼、相手に2体以上だすことを強要する手段。デーモンの準備です。
アリス・マッコイ *1：あれば3コスト進化軽減ができる汎用テイマー。コストも2コストなので、良い感じです。
アイ＆マコト *1：このデッキ回りすぎると自分が先にLOするのでその防止、犬猿の凶弾の仕込み、ルインモードによるリカバリーの仕込み、デーモンのサーチなどもできます。ただ2枚だとサーチ対象がかみ合わなさすぎるので1枚になりました。
石田ヤマト *3：テイマー以外を回収できる最強の回収札。落ちることも想定して3枚投入。
リターンマッチだ！ *1：初手に来てほしくないオプションその1。多いと事故るし、ヤマトで回収すればいいので1枚採用。あるとサブプランが動きだします。
犬猿の凶弾 *2：初手に来てほしくないオプションその2。デッキ破棄するので落ちてくれれば御の字って感じです。
ジャックレイド *2：初手に来てほしくないオプションその3。最後の詰めを行うにしてもメモリが大事なので採用。絶対初手には来ないでくれ（来る
ヴァイオレット・メモリブースト *3：lv3とブラックグラウモンが動きに必須級かつLOの為にlv3とlv4が最低限のため、ここを補助するために3枚入れてます。最初はグレイヴとかでしたが初動がきつすぎたので変更しました。
ヤミからの呼び声 *1：汎用回収札。制限じゃなかったら3枚は入れてた。
問題点
このデッキ、回り出せば回収しながらLOに迎え頃合いを見てデーモンなどの切り札を手札に戻せるのですが、問題は初動にあり
lv3+ブラックグラウモンを引けないとかなりきついです！
グラウモンでもなんとかなることはあるんですが、デジタマの進化元効果がデッキを破棄した時1枚ドローなのでlv4にならなければ発揮できません。
上記解説にも出てきた通り、ブラックグラウモン＋プチメラモンはすごく強力なドロー力を持ってますが、それができないならば、lv3進化にお祈りするか。5コスト、8コスト使って登場するしかなくなります。
この問題点は下記、「赤軸への検討」でなんとかならんか？ と考察中です。
魔弾杯用調整
2022/02/05にて魔弾杯に参加してきました。
事前情報からベルゼブモンが多いという話を聞いており、ベルゼブモンテイマーの方に練習付き合って貰ったり、調整して挑みました。
調整内容として、デーモンが間に合わないパターンが多かったため、デーモンを1枚減らしてメギドラモンを1枚増やしました。
速攻ギルモン、インプモンを抜いてガジモン、これは微妙だよねという話はしてたんですが、初手持ちだった場合に数枚無効化できる可能性があり、相手のトラッシュが10枚以下ならばだいぶ邪魔できます。
そして、当日、多かったですよベルゼブモン。
1人しかあたらなかったけどな！
魔弾杯まとめ
— たことも＠アヌビモンテイマー (@friend_of_takos) February 5, 2023
アヌビモンlo
vs
不戦勝
ミネルヴァデクス ×
lo対決 ×
ベルゼブモン ○
ベルゼブばっかなのにぼくの対戦相手ベルゼブじゃないんだけどwww
あ、2戦目の方が優勝されましたおめでとうございます！
赤軸への検討
魔弾杯があったのでここまで紫単で構築し解説してきましたが、
問題点でも上げた通り、初動の事故が辛いんですよ
その為育成を赤のギギモンにし、サーチ能力のあるギルモンを採用することで安定させれるかも？ と考えています。
魔弾杯の時に対戦したLOデッキの方EX2のメギドラモン入れていたのでそこらへんも気になります。
ただ初手で色メモブが使えなくなったり弊害もあるんで、その辺がどうなるか……
もう一つのルインモード
この記事を書いていたら、BT13にて新しいアグモンが公開されました。
もしかするとBT13弾のアヌビモン記事は2連続でルインモードになるかもしれません。
ここまでお付き合いありがとうございました。
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