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アヌビモンクロスアップ!ヌメX連射砲v2.5!

割引あり

それはある日のこと、
久々にメタバースロビーに潜ると、知った名前があり勝負を挑みに行ってみると、ダークナイトモンデッキと対面しボコボコにされました。
おぉぉ!いいなぁ! 自分も久々に使いたい!
と思い引っ張り出してきたダークナイトギズアヌビモンデッキ。

さぁデッキ作りの始まりだ!!

というわけで今回は完成したデッキに対して思い返して記事を書くのではなく、記事を書いて言語化しながらデッキを作っていきます!

結果だけ読みたい方は見出しから、現代の黒アヌビモンデッキまで飛んでください


ダークナイトギズアヌビモン改め……

まずはアヌビモンルートのチェック。
このデッキのアヌビモンルートはデッキが枯れるほど耐久し、最後にダークナイトモンXでアヌビモンをトラッシュから回収、消滅時にムソーナイトモンを登場させムソーナイトモンからアヌビモンに進化、プロトギズモンを蘇生し、ここまでの動作で落とし切っておいたギズモンと薄くなったデッキを何週もすることで無限にアタックできるというギミック。
が、欠点がありギズモン系のDPは3000、6000、9000と高くそんなに連鎖しないの現実。
ここをまず見直そうと。

最終構築レシピ見つからなかったので13弾時点構築

そこで出てくるは、同じく黒のアヌビモンデッキが1つ。
ヌメアヌビモンデッキ、こちらはヌメモンX抗体の進化元効果、消滅時効化を使って何度も速攻アタックを行おうとしたデッキです。
どうにかギズモンギミックを抜いて、少ない枚数でこのヌメモンXギミックを起動できないか?
そういった改修が始まりました。

このデッキの問題点は接続点……

ダークナイトヌメアヌビモン

ダークナイトモンからギズモンを抜いて、ヌメモン系5枚
回すためにウッコモン採用。
新たにゴツモンX抗体を採用、この子はネネがいる時に、トワイライトを2回ブロックできるようにし、自身もブロッカー、なんなら進化元で全てのブロッカーのDPをあげてくれます。
ギミックとして武者ユージが必須だった為、こちらの効果も発揮できるのもえらいとこです。
肝心のアヌビモンでヌメモン射出ギミックを起動させるときにはアタックできないデメリットが邪魔で使えないのですが……
あとは、デジタマはEX5トコモンかBT16ドリモンで悩んだままです。
個人的にはドリモンで後半のうざさ出してきたいんですが、ネネ引かなきゃ無理ゲーなので序盤ドローできないのもきっついんですよね。

回してみて気づいたことがあり、
ギズモンはトラッシュから動かせるからよいが、ヌメモンXは手札から補充する方式だから落ちたヌメモンX回収にリソースを割く必要があり、回収ラインはダークナイトモンX進化時、ムソーナイトモン消滅時ですが、
ダークナイトモンXの回収はアヌビモンにあてたく、ムソーナイトモンはアヌビモンに進化するので残したい
この辺はアヌビモン未開示ならムソーナイトモンで止めてダークナイトモンXとダークナイトモン回収するので、そのあたりをヌメモン回収にあてるぐらいでしょうか?
基本遅いので苦しいですが、カウンターしてきたACEを退化でとれるのでワンチャン! とか思ってました。
そして気付く、武者ユージが落ちきったらどうしようもないことに

試作3 スクランブル入り

ギミックの起点である武者ユージが落ちきるとどうしようもないので、回収目的でブラック・スクランブルを採用。
他の手が思い付かなかったんですよね。
しかし回してみると思った以上に回らない。
ネネとダークナイトモンを引けないとどうしようもないこのデッキではデッキをめくる手段以外を引くとかなり苦しかったです。

勝手にぼくがデジカの師の一人として認識している滋賀勢の一人、ホズミさんにデッキを見せ相談してみました。

ホズミさん作

いやダークナイトモン成分どこいった!?
いやしかし最近SoC、赤紫獣アヌビモンで使ったドルガモンの使い勝手のよさを体感しており、
デクスドルグレモンはちょっと使ってみたかったので、こちらにシフトしようと考えました。
ありがとうホズミさん!

黒プロトタイプデッキ

せっかくなら昔使ったドルゴラモン復活させたい試作1
テイマーバトルで回してみた試作4

ま、回る! 軽く8連敗ほどしてきましたが、
プレイングが最適化されていない、相性が悪いDPマイナス系が多く、なかなか接戦に出来たことから弱いデッキとは思いませんでした。
3回ほどヌメモン連射砲を起動できる状況になりましたし、
デッキ自体、スクランブルがなければLoで負けるほどにめくれました。
デッキ事故は致命傷が1回、ほかはリカバリーがきくものでしたので、懸念していたヌメモンが渋滞して苦しくなる状況は杞憂に終わりました(確率的にそこそこあるはずなのでマリガン選定が厳しくはなります)

再試行 DPマイナス対策

しかし敗けは敗け、なんで負けたか考えて直さねばなりません。
対面は
ラピッドモンX、マグナモンX、オファニモンACE
途中体制なしドルガモンがエンシェントガルルモンに吹き飛ばされた試合もありましたが、かなりDPマイナスがきつかった印象
とくに、最後のターンにアヌビモンでヌメモンXを連射すれば勝ちの状況でルインモード消滅時のDPマイナスがかかっててギミック起動できない試合は悔しかった思い出。

さて、みなさんご存じかもしれませんがここ最近結果を残したDPマイナス対策があります。

そうゴッドブレスです!

たことも、古いオプション、スキ

再起動、手札/デッキへのバウンス耐性、DPマイナス耐性をたった2コストで付与できます。
が、一番汎用的な消滅が効きます。
ですが、BT17弾のデクス系譜は、トラッシュから誘発し、元デジモンが消滅する時にトラッシュ進化することで消滅しない、というかなり消滅に対して特殊な1回耐性を持ってます。
ちなみにセキュリティ効果が最強です。

さて、いやいやドルモンのDPマイナス対策といえば、
過去のドルグレモンたち忘れてはいけないでしょう。

どこ読んで強いが汎用的ではない
BT7が制限された代用。出るまでかなり期間があった印象

とくにBT7ドルグレモンはBT16ドルモンと合わせて、
消滅以外でバトルエリアを離れない、効果で消滅しない、DPをマイナスされない
でほぼバトルでしか死ななくなります。
基本デジモンでやれるならデジモン採用派なのですが、後述する問題があるため、そうともいいきれず、ここでは採用を確定せず次へ進みます。

再試行 スクランブルカラー

デジタマカラーが黒なため、ブラック・スクランブルを採用していました。
スクランブル採用自体はあたりだと考えており、
元々はヌメモンXと武者ユージの回収手段でしたが、ドロー破棄型のドルモン系では、トラッシュに落ちることがほぼありませんでした。
ですが、

  • 進化コストがルートによっては高コストなこと

  • 重ねて進化することが強い以上、特定の世代が手札からなくなること

があり、それを救える手として優秀です。
そしてアヌビモン以外、どの進化でも発揮でき、どのデジモンでもこの動作が可能ななためブラック・スクランブルなわけですが、
アヌビモンを回収できない。
別に問題ないように見えます。
アヌビモンはフィニッシャー性能、2回使うことはないためです。
ですがEX5アヌビモンはそうはいきません。
なんせ制限カード、そしてこのデッキでの役割は展開コンボです。
これに関しては詳しくは後述するコンボリストに記載されるでしょうが、ざっくり説明するとBT16ドルグレモンから進化したアヌビモンは2体展開、2除去であるのです。
その為アヌビモンを回収して2体目の究極体もアヌビモンにするために、ヴァイオレット・スクランブルを採用したいのですが、
スクランブルは全効果に色指定があります。

ここでもう一度、仮組のデッキレシピを確認します。

テイマーバトルで回してみた試作4

このレシピでいうとブラック・スクランブルをヴァイオレット・スクランブルにした場合、
アグモン、BT7ドルモンから進化
ゲレモン、ヌメモンXから進化
上記4体を登場
ドルゴラモンへ進化
上記5体をデッキ上に戻す
が出来なくなります。
DPマイナス対策で触れたドルグレモンを入れた場合は、ドルグレモンになる時とドルグレモンから進化する時にヴァイオレット・スクランブルは使えないことになります。
これを踏まえた上でヴァイオレット・スクランブルを採用するかを考えます。

ヴァイオレットにするなら流石にこっちのドルゴラモンにするかなぁ

現代の黒アヌビモンデッキ

さてさてここからが紹介記事となります。
アヌビモンが序盤に立って中盤にも2体目アヌビモンを出来る狭い可能性を追ってみたくなったため、ヴァイオレット•スクランブル採用。
これに伴い名残惜しいですが、BT7ドルゴラモンで高DPゴラァするのを諦め、SoCドルゴラモンことBT16を採用。

デッキレシピ

試作6

コンボリスト

ヌメX連射砲

この記事の本命ギミック。
解説していきましょう!

BT4アヌビモン進化時効果で特徴にX抗体を持つLv3をトラッシュから登場、このデッキではいずれかのドルモンです。
ドルモンアタック時、武者ユージの効果で手札のヌメモンX抗体を進化元に入れます。
ドルモンがセキュリティデジモンにまけると、進化元のヌメモンX抗体の消滅時効果でトラッシュから名称ヌメモンを含むデジモンを登場できます。
名称をヌメモンとしても扱うBT15ゲレモンを登場。
トラッシュから来たのでアヌビモン効果により速攻を付与。
ゲレモンを0コストでヌメモンX抗体に進化
あとは、これを手札のヌメモンX抗体の枚数分だけ繰り返せます。

このデッキではヌメモンXを3枚採用のため、最大出力は速攻4打点です。
ちなみに武者ユージが2枚あるなら、相手が青でない限り1体に2枚のヌメモンXを指した方がリスクが低いと考えます。

差し込むのX抗体持ってたらなんでもいいのなにかで狂う気がする

BT16ドルグレモン+BT17デクスドルグレモン+BT4アヌビモン

ヌメX連射砲は、相手セキュリティがテイマーだったり、DP1000だったりしてアヌビモンが蘇生させたLv3が死ねなかった
もしくは、連射ギミックが稼働したヌメモンX抗体が上記と同じ理由で死ねなかったとき、
そのようなときに使うリスクありの解決用コンボです。
事後にアヌビモンでアタック、アヌビモンが生き残ることを祈ります。
アタック終了時、進化元デクスドルグレモン効果で生き残ってしまったデジモンを消滅させます。
すると進化元ドルグレモン効果が誘発します。

このデジモンが他のデジモンを消滅させたとき、自分のトラッシュから、特徴に「X抗体」/「SoC」を持つ登場コスト5以下のカード1枚をコストを支払わずに登場できる。

BT16ドルグレモン進化元効果

この効果、相手のデジモンではなく、デジモンなのです。
つまりアヌビモンが自分のデジモンを消滅させた場合も発揮できます。
そしてこの効果で登場するデジモンもトラッシュからやってきます。
ということは、ジャムった状態からアヌビモンのアタックが通りさえすれば、速攻2打点を生やすことができます。

ちなみになにもなくても、1打点増えるのでどうしようもなくなったらこれを撃ち込むのもまた一興です。

自分も含めた味方消滅が追加できるすごいカード

BT4アヌビモン+BT17ドルモン

BT4アヌビモン進化時効果でBT17ドルモンを蘇生させ、
速攻を付与させたドルモンでアタック。
アタック時効果でドルゴラモンにワープ進化させる。
これぞ古き良きアヌビモンの使い方です。
アヌビモン+ドルゴラモンの盤面で返せます。
アタック時に武者ユージを使えば、使いたい進化元効果を入れることも可能です。

4コストかかるが、究極体2体、耐性1回盤面にできる

じゃあそのままアヌビモンに成った個体をドルゴラモンにすればよかったんじゃないか?
となるかもしれませんが、進化元をいじれるこのデッキではアヌビモンさえ立っていれば、どこかしらからヌメX連射砲を起動できるので、次の準備になります。
無論、究極体1体より2体の方が除去しづらいはずですし(最近は究極体2体でも吹き飛ぶときは吹き飛ぶから白目むいとこ)

BT16ドルグレモン+EX5アヌビモン

そうはならんやろって感じのインチキ展開ムーブです。
BT16ドルグレモンもしくは、同カードが進化元にある状態でEX5アヌビモンに進化。
手札を破棄しながら、すきな紫デジモンをトラッシュから登場
効果でデジモンが登場したので、EX5アヌビモンの効果で相手のLv5以下消滅。
この効果で消滅させれば、進化元ドルグレモン効果が誘発して、もう1体トラッシュから登場します。
EX5アヌビモンの除去効果には回数制限がないため、もう1回Lv5を消滅させれます。
仮に全て通った場合、こちらは3体になり、相手は2体消滅します。
破格の成果ではないでしょうか?

このデッキにおいての採用理由は効果ではなく進化元効果!

BT16ドルガモン+BT9デクスドルガモン

BT9の採用理由は、クールボーイと合わせたメモリー補給なのですが、別の使い方もできます。

育成から前へ、手札もしくはメイン効果で象潟講介を進化元においてから、BT16ドルガモンに進化。
進化時効果で
相手のデジモン1体に「【自分のメインフェイズ開始時】このデジモンでアタックする。」の効果を与えます。
そのままBT9デクスドルガモンに進化し道連れブロッカーになったらターン終了時にマインドリンクを解除、
相手はアタックしなければならないので、道連れで連れていかれるという流れを作れます。

付与は対象を選べるのでLv3とかに渡して自分は生存したりもできる

もう1つの連パンギミック

実践中に起きたギミックです。ヌメX連射砲を撃ちきっても死ななかった猛者に次のターンに使った手です。
除去能力を持つデジモンのアタック時(だいたいドルゴラモン)
武者ユージの効果でドルグレモンをできる限りの入れてなんらかの効果で消滅を起こし、
進化元ドルグレモン効果を発揮させ、トラッシュから登場させます。
するとBT4アヌビモンがいるので、全て速攻になります。

回し方

Lv6になれなくてよいからとにかく、次の育成が楽になる方向を目指して回します。
その為テイマーは来たら張ってく、トラッシュは肥やしていく。
究極体が引けたらとりあえず乗って相手に強制を排除させる方向にリソースを吐かせるのが理想的です。
デッキ的には遅いワンショットなので、最後さえ邪魔されなければよいのです。
もっと具体的に書くとアヌビモンがサーチで落ちたら場所を覚えておきます。
クールボーイを採用している以上、前半ほどサーチする頻度が高く後半ほどドローする回数が増えます。
そのため序盤でみたカードは1周させてタイミングを見計らってドローすることが可能です。
序盤の進化の苦しさメモリーのなさはスクランブルで解決できます。
デッキ切れが頻発するのでスクランブルディレイはできる限り後半に残しておきたいです。
あとはLv5は耐性を持てる選定ですのでそれを生かして盤面に居座りながら後続を育成していくのがよいと考えます。

あとコンボリストにあるような動きができるように手札とトラッシュを整えていく感じです。

Lv4が枯渇したらスクランブルで回収

不採用カード

スカルバルキモン

とても入れたかったです。
EX5アヌビモンとのコンボは勿論
ドルグレモン消滅時、トラッシュ進化デクスドルグレモン
進化時効果で手札破棄、スカルバルキモンを破棄してトラッシュからデクスドルゴラモンに進化
みたいなことが出来たりします。
また魔獣にもなれるのでLv6の採用選択肢が増えるでしょう。
ですが、枠が足りないです。
DPマイナスが飛び交う環境が少し落ち着いたらBT7ドルグレモンと交換してみたいですね

BT17デクスドルガモン

BT9デクスドルガモンが生み出すメモリーを優先しました。

再起動も後入れができるからそこまで優先じゃない

BT8リュウダモン

武者ユージをサーチできる優秀な子ですが、
ドルガモンへの進化が3コストになってしまうのと
デコイが使いどころが思い付かなかったです。

カッコいい

BT7ドルゴラモン

かっこいい! バ火力!
さらにコスト参照の2体除去がありますが、
BT17ドルモンからワープした時にとても弱いです。

まじカッコいい! 使いたい!

未来への拡張性

初期行動からフィニッシャーまで、実はドルゴラモンに依存してません。
一旦一番実績がありそうな形としてドルゴラモン、デクスドルゴラモンによる衝突と除去という形式をとりましたが、
このデッキにおいてその動きは必須ではないんです。
つまりこいつは汎用性の塊で、EX5アヌビモンの制限が解除されれば、BT9アルファモンやST12ガンクゥモンを使った退化を毎ターン使えるアヌビモンデッキを作ったり
BT16ベリアルヴァンデモンと組んで、自分で消滅させて自分で条件を満たして自分で登場させるなんてデッキも組めちゃうわけです。

マインドリンクすると退化を与えるやべーやつになる

終わりに

いかがでしたでしょうか?
まだまだ拡張性があってめっちゃいいアヌビモンデッキができたなとドヤッてます。

もしよければ、無料で買えますのでXでリポストしていってくださると嬉しいです。
最後におまけで1つデッキレシピをつけときましたのでそちらもよかったらどうぞ!

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