コンビニ・・・じゃない。
都心に住んでいる人にはあまりピンとこないかもしれないけど、今やお馴染みとなった、一目見ればすぐに分かるコンビニ独特のあの平屋の建物(と、郊外のコンビニ特有のだだっ広い駐車場)。コンビニ自体は閉店してしまって別の店に成り代わった後でも、あの建物を見れば「あぁ、ここって元々はコンビニがあったんだなー。」とすぐに分かる。
今まで見かけた限りだと
美容院、コインランドリー、中古車販売店、新聞配達の営業所、バス会社の営業所兼バスの駐車場(車庫)、うどん屋、薬局、ヨガ&ダンススタジオ、マッサージ・整骨・鍼灸院、ゲームセンター、釣具店、法律・会計・建築などのお堅い仕事の事務所。それから、コンビニから別系列のコンビニになっていたり。
車が10~15台程度止まれる駐車場があって、建物もすでに完備されている土地。居抜き物件としては最高の条件でしょうね。ただ、その場所はコンビニが経営不振で撤退した立地なんですよーという点を考えれば、よくもまぁここに店を構えようと決断しましたな、と思えてくる。
ちょくちょく通りかかる道にある(あった)コンビニは、「コンビニ撤退→しばらく“テナント募集”状態が続く→美容院になった→1年ほどで美容院撤退→別の美容院に→撤退→また別の美容院に→・・・」という、開店と撤退を繰り返す魔のゾーン。そもそもあの場所に何か店を出すという事自体が向いていない立地じゃないのか?あと、歴代の美容院はどの店も外から見てここが美容院だと分かりづらい外観。茶色を基調として、どっちかというと喫茶店みたいな感じだったし。ちなみにその場所は今も美容院です。
最新のコンビニ居抜き物件情報としては、ミニストップがうどん店になりました。でもそのすぐ近くにはラーメン屋と中華料理店があります。完全に“先輩たち”にケンカを売った形。さて、そのうどん店はいつまで持つのか。
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