面倒くさがり屋だけどバックレた同僚の仕事を進んで引き受けた話
結果的に本担当としてやってるけどプラスしかないです。
ドイツで転職して半年が経った頃、他部署の同僚がバックレました。
良く気が利き、仮病しがちだったけど他の同僚からの評判も良かったので意外でした。数少ないゲーマーだったので気持ち的には寂しさ半分、バックレる人初めて見たwという面白さ半分でした。
他部署とはいえ同じオフィスでよく雑談し、お昼も一緒に食べ、他部署の同僚が休暇の時は良くヘルプをしていたためその部署がどんな仕事をしているのかはある程度把握していました。
彼の仕事を誰が引き受けるのか、というチームミーティングにはもちろんしばらく沈黙が続きました。誰だって自分の担当以外の仕事が増えるのは面倒くさいので嫌です。
私の仕事とやっていることは似ていたし、やることがそこまで多くはなかったので興味本位で「じゃあ私暇だしやります」というノリで引き受けました。はちゃめちゃに感謝されました。照れる。
結果、他の部署の仕事内容を本格的に担当することは自分の仕事にプラスになると気づきました。
トラブル対応や特別案件の対応の仕方にも違いがあり、そういった方法を教わることでより迅速に自分の部署の仕事を片付けることができるようになりました。
また、私はスピード重視の即レス派なので外回り営業さん達や担当顧客から感謝され、評判も上々でした。海外で働くと、英語はお互い第2外国語になることが多いので、相手がスピーキングが苦手だとメールの即レスはかなり有り難がられます。
私はどの言語でも電話は嫌いなのでWin-Winですね。
いけるやん、と思った私はジョブタイトルの追加を上司に要請しました。肩書がちょっとでも立派だと次の転職の際に役立つし、という狡猾な気持ちがありました、はい。
しかし2つのジョブタイトルは前例がないため認められないと、理由にならない理由をつけてきました。人事に押してみたところ、あっさりと認められました。
前例ができて良かった〜。会社に貢献できたことを嬉しく思います。
2人分の仕事をしていると必然的に忙しくなりますが、その分時間も早く過ぎるため飽きることなくタスクを片付けられます。
また効率化を常に考えるようになるので、新しいスキルを自分で勉強するようになります。それが単に新しいエクセル関数を探すことであっても、マクロを学んでみても、常に考えることで自然にスキルアップに繋がっていきます。
どうせフルで働くなら楽しく、ついでに給料アップのきっかけや、転職してステップアップできるように仕事したいですよね。
最初は面倒に見えても、結果的に自分が満足できるように柔軟に動くのは大切です。