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学生生活におすすめな安価タブレット

文系理系問わず、今どきの学生はノートパソコンを持っています。

アップル製がやはり機能性もありデザインもよくて人気ですが、できるだけコストを抑えて生活したい学生にとっては値段が気になるところ。マイクロソフトのSurfaceも同じくらいかっこいいですが、やっぱり高いですね。
他のメーカーでも薄くて軽くて機能もそこそこなものはやはり10万円くらいします。

では、結局何が安くて便利なのでしょうか。

文系学生に限って考えると、毎日講義に持って行けて、どこでも文献が読めて、調べものもできて、論文がサクサク書ければ十分です。もちろんプライベートで動画を見たり、本を読んだり、SNSをチェックしたりするのにも使いたいところ。

それをふまえて、今回はコストを抑えて且つ持ち運びに向いている端末、タブレットを推してまいります。

ノートパソコンの必要性

そもそもノートパソコンって絶対必要でしょうか。
大抵の大学図書館にはCore i3やi5レベルの、論文を書いたり調べものをしたりといった通常の作業をする分にはオーバースペックなほどの良いパソコンが完備されています。そのため、必ずしもパソコンを個人で持つ必要はありません。

ただ、プライベートで動画編集やプログラミング、ゲームなどをする場合はぜひ趣味に合ったスペックのパソコンを買ってください。(個人的にゲーミングPCは時代に合わせてグラフィックカードなどをアップデートできるのでノーパソよりデスクトップ推しです。ノーパソ持ってスタバでダークソウルとかしてたら逆に友達になりたいけど。)

また、ノートパソコンだと通学途中のバスや電車の中で気軽に文献を読むことは難しいです。座れたらできないこともないですが、立った状態で片手で読むことは不可能でしょう。Kindleなどの読書に特化した端末を持っている人も多いですが、大学図書館やネットにあるPDFの論文を読むのには適していない(というか下準備が面倒くさい)のが現状です。

ノートパソコンは家のほうが集中して作業できる人にはあったほうが便利かもしれないけれど、結局は大学に行くのでなくても困ることはありません。

ペーパーレスでキーワード検索できる

タブレットが一番本領を発揮するのは、文献を読みこむときです。
大学図書館で文献を借りて、必要な部分を大学PCでPDFスキャンし、テキスト認識したものをタブレットに入れれば印刷代すらかかることなく完全無料で、どこでも文献が読めます。
大学PCには有料のAdobe Acrobat Proが入っているので、PDFファイルの編集に困ることはありません。(自分のPCを持っている方、有料版を学割で買うことを強くおすすめします。何だかんだ今でも便利に使っています。)

学割なしだと10万円近くします。

テキスト認識をしておくことで必要なキーワードに飛ぶことができ、資料集めにかなり役立ちます。

私のいた大学では白黒印刷は1枚10セントでした。毎日1講義20ページの文献をn講義分読むと印刷代だけで結構な出費になります。課題論文前はかなりの文献量を読むので、置き場所にも困ります。

図書館でもそこそこ長期間借りることもできますが、何せ重いです。必要なのは結局数十ページです。まだ読んでいるのに次の人が借りたいときは、返却の催促もされるのでストレスになります。

ケチって1枚(A4)に何ページも表示させると文字はかなり小さくなるのでおすすめはしません。縦に見開き2ページが限界です。

タブレットにもAdobe Readerアプリ(無料)をインストールすれば、スキャンした文献にマーカーが引けたり、手書きで直接メモ書きを入れたりすることもできるので論文作成の下準備がやりやすくなります。個人的には、文献に直接手書きの図説を作れたのが便利でした。

また、課題文献をプラットフォームなどからダウンロードして予習しておく、という毎日の課題にももちろん対応可能です。

自宅では集中して書けない派の私は、文献が入ったタブレットをセカンドディスプレイとして隣に置いて大学PCで論文を書く、というスタイルで乗り切りました。

自分の論文データの保存はクラウドをおすすめします。家で少しでも進めておきたいときにも、とりあえず文章だけgoogle driveやメールの下書き等に保存しておけば、データの破損や紛失を避けられ、後から大学PCで編集できます。
その際、タブレット用に2000円くらいの安いBluetooth対応のキーボードを1つ買っておくと重宝します。

おすすめタブレット

最近はアップル製でも安いタブレットが出ていますが、ストレージ容量が32Gと少なく4万円ほどします。

正直上記の作業内容ならどのタブレットを買ってもそこまで大きな差はないので、安価なAndroidタブレットで十分です。ストレージもSDカードさえ買えばいくらでも拡張できるのが魅力ですね。

ただあまりにも安かろう悪かろうなタブレットを選ぶと、反応が遅くカクカクすることがあるので、それがストレスになる人は避けましょう。価格帯としては2万円くらいを選ぶと失敗しません。

ブランドにこだわりがない人はコスパの高い、Huawei、Lenovo、ASUSなどの、いわゆる中華タブが狙い目です。

実際に私も愛用者でASUSとLenovoを使っていました。どちらも2万円前後でLenovoは今も健在です。

大きさは文献の読みやすさとメモのしやすさ、文章の書きやすさから10インチをおすすめします。これより小さいとより軽くて手軽に文献を読めるのですが、文章を書くとなると少し狭く感じるかもしれません。

もちろん中古のタブレットをEbayなどで安く手に入れることも可能です。
その際にはいつ製造されたものかを見てください。
RAMは2GB以上はほしいですが、スペックに詳しくなくても製造年から4、5年以上経っているものは避けましょう。
古いものはやはり反応が鈍くなっていることがあります。

実際に私のLenovoも購入から3年ほど経っていて、You TubeのHD動画も問題なく再生できるのですが、アプリが開くまでの時間、ブラウザでの検索スピード等、反応は目に見えて遅くなってきています。

この点に注意して選べば、より安価でタブレットを購入できます。

タブレットを購入することで膨大な文献の印刷代のもとが取れるかは人によりますが、学生生活がめちゃくちゃ快適になることは間違いありません。

ノートパソコンがなくてもタブレットでより身軽な学生生活を!


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