髪はバリカンでセルフカット/髪の寄付
わたくし自称軽めのコミュ障ですが、美容院の雰囲気ももれなく苦手です。
頑張れば楽しいおしゃべりはできるし、実際楽しいけれども疲れるんですよね。日本でもドイツでも。
ドイツに来てからは完全セルフカットに移行しました。
美容院代は長い目で見ると結構な額の固定費になります。2ヶ月に1回は整えないとボサボサしてきますよね。
安く見積もって1回50€として年300€、このコストを抑えられればかなりの節約になります。毎年iPadが買える勢いです。
在独日本人がまず悩むのは、アジアの髪質に慣れていない美容師とドイツのサービス精神たっぷり(皆無)の美容院ではないでしょうか。
それでもしっかりとお金は取るので当然足は遠のきます。
たいていカット後のブローは10€もします。それか自分で。
ええ、自分でドライヤーをかけるんです。
カットとセットにしてサービスしてほしいですね。
ちなみにドイツで自分の美容院を構えるためにはMeister(職人)の国家資格が必要です。なくても一応自分の店を開けるようですがそれまでの経験値を上げるのに時間がかかる上、研修生を取れないなどの制約があるようです。
脱線しましたが、私も何回か場所を変えて、お手頃価格からちょっといいサロンまで一通り試しました。しかし総じて納得できなかったので自分の技術を磨こう、という境地に至りました。
Youtubeやブログを参考に、日本でもちょくちょく自分で切っていました。
今は美容師が発信する情報が溢れていて、髪のセクションの分け方やハサミの入れ方など、気軽に知ることができ便利になりました。
その中でもバリカンを使う方法が一番簡単でしっくりきたので、現在はコレに落ち着きました。アタッチメントをつけることで切りすぎることなく調整できるので簡単にカットできます。
家電量販店で適当に買ったBraunのバリカンと
ドラッグストアで適当に買ったハサミと梳きバサミで十分事足りてます。
髪が長い方が毛先まで目視できるのでセルフカットも簡単ですが、最近はバッサリいってしまいました。
時短勤務もあり暇だったので以前同僚からおすすめされた髪の寄付「ヘアードネーション」をしました。25~30㎝から寄付ができます。
かつらができたら最終的にガンと闘う子どもたちを助ける団体等にいきわたるようです。寄付したい団体も選べたので私はこちらを選択しました。
切った髪の毛の写真、苦手な人は閲覧注意↓
これもゴム止めした後、自分でバリカンでガガっと芝刈りしました。その後ちょっとハサミで整えて終わり。
この紙束を寄付団体の要望通りビニール袋に詰めずに封筒に入れて郵送しました。長さもあって状態も最高の髪には100€ほどのお礼金も支払われるようですが、私の場合は長さもギリギリだったので支払われないでしょう。しかしお金目的ではないので、役立ってくれるだけでも充分満足です。
カット後周りからの評判も上々で、シャンプーとドライヤーの時間も節約でき満足です。
今の時期、こういったことが自宅で完結するのは安心ですね。
しかしサロンも現在大打撃を受けているのも事実です。
ドイツでは追加料金を取らざるを得ないサロンも多くあり、せっかくなので応援しに行こうと思います。