ドイツで就職したド文系凡人の給料公開
私は哲学という市場価値の低い、いわゆる食えない文系大学院を終了して修士号を取得しました。有名な進路としては「自殺・行方不明」などがあります。
仕事は希望通りのお気楽事務職です。転職して有名大企業に引っかかりました。もうしがみついていきます。
入社初日に同僚に「哲学を学んだらどんな職業にありつけるの?」という質問を受け「タクシードライバー」と答え笑いを取れたのでヨシッ。
まあ私は運転嫌いですけど。
今回は初の有料記事です。言ってしまえばプライベートの切り売りです。
働き始めて3年未満の修士号を持つ事務職がいくら稼いでいるのか、気になる人もいると思うので公開します。
お金の話
お金の話ってめちゃくちゃ興味はあるけど声を大にして話せない、何なら小にしても話せない、という人多いですよね。人が、というか環境がそんな感じ。
ドイツも同じです。
職場にもよりますが、基本的に同僚と給料やボーナスの話はしてはいけない、という決まりがあります。契約書に直接そういった決まりは載ってないので、破ったところでどんな問題や罰則があるのかも不明ですが。
前職ではスタートアップ企業だったせいか同僚との距離感も比較的近く、そういった話はよくしていました。
今の会社も同僚や上司との仲は良いですが、お金の話はするものの具体的に各人がもらっている給料の額はヴォルデモート扱いです。
一般的な事務職の給料
通常の事務職の給料は大体3000€ほどです。日本円で月36万円ほど。
経験年数にもよりますが、3年未満は通常2700€、32万円くらいですね。
こう書くと一見結構もらっているように見えますが、税金で3分の1ほど持っていかれるので手取りは2000€ほど、約24万円です。
日本は平均月収は18万円ほどのようです。
マイナビでは大体25万円ほど。手取りだと20万円ちょっとでしょうか。
単純に比較するとドイツの方がもらえていますね。
私のお給料
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