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ドイツで就活。履歴書、何を書く?新卒版と転職版/実際の履歴書公開!

前回のお話。履歴書の作り方↓

履歴書の内容

履歴書をいくらかっこよく仕上げても、その国の文化と求人条件に合った内容を書かなければ意味がありません。

写真の有無、性別は明記するべきなのか、趣味などの個人的な情報も入れたほうが好感度が上がるのかなど、その国の事情を事前に調べておくと良いでしょう。

また、経歴の時系列も国によって異なります。日本だと旧→新ですが、ドイツでは新→旧の順番になります。

新卒未経験版

私がドイツでの新卒未経験として就活で使用した項目は以下の5つです。順番もこの通りです。

個人情報:名前、住所、生年月日、性別、独身・既婚、国籍、運転免許の有無とクラス。(普通免許ならBクラス、オートマかミッションかも書きましょう。)
学歴:高校から。※留学や海外生活など何かアピールできることがあれば、その時点での学歴から書くのもありです。
職務経験:アルバイト歴やインターンでの仕事内容を書きました。
語学力:レベルが高いものから書きましょう。順にVery good、 fluent、 intermediate、basicなど。
趣味:人柄が出てスモールトークのネタにもなります。

これだけモリモリ書くと2ページ丸々使うくらいのボリュームになります。

新卒なので個人的にまずは限りなくゼロに近い職歴よりも学歴と語学力で勝負しました。


学歴欄には専攻学科も明記しました。

注意する点は、必ず

月+〇〇学科卒+学位 または
月+〇〇学科卒業見込み+学位

と明記することです。

卒業証明書を提出する必要がない会社ならそれまでですが、学士や修士などの学位を明記し、さり気なくアピールしておくことで、退学せずやりきった感を与えておくことができます。


転職版

転職の際はボリュームを大幅削減して1枚に収めました。

個人情報:変更なし。
職務経験:前職の担当業務や出張経験など。細かめに書きました。
学歴:大学から。
語学力:変更なし。
趣味:削除。

こちらは学歴と職務経験の順序を変更し、切りよく1ページにするため趣味欄は消しています。
雇用斡旋会社の担当者さんからアドバイスをいただき、このように変更しました。

職務経験がある場合は、2枚に及ぶ履歴書は長すぎて企業側の手間も増えるので、1枚にすっきりと収めるのがおすすめです。

企業側が重視するのははやり前職の業務内容が今回エントリーした企業の業務内容に合っているか(即戦力と前知識)なので趣味はあまり重要視されません。

人柄も面接をすれば紙上で見るよりもわかりやすいので、どのような人生を歩んできたかは省いてOKです。

反対に新卒未経験の場合はアピールポイントが異なり、仕事の経験がないこの人と一緒に仕事していけるかどうか、という人柄や業務内容に合った仕事ができるスキルがあるかどうかを重視するので、それぞれに合った履歴書を作ることが大切です。

そしてこれが私がLaTeXで実際に作った英語版の転職用履歴書です。もちろん個人情報は伏せてあります。ドイツ語版ももちろん作りました。
名前はドでかく。個人情報はこのくらい。学歴もすっきりと。ITスキルも書いておきましょう。

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次回は面接の際、どんな質問をされるのかを紹介します。



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