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普通の語学学校生活とは/試験結果大公開!

前回の記事で語学試験対策について書いたのですが、この「普通にやっとけば」の「普通」具合が曖昧だと思ったので、具体的に私が普段どんな感じで生活していたのかもシェアしたいと思います。

ドイツ大学に入学するために必要な語学試験、DSHの結果も公開しちゃいます。

平日の勉強時間

私が通っていたコースは週5で9時から12時まででした。授業がある日の勉強時間は授業込みでだいたい10~12時間くらいです。

3時間しかない授業のあとにどのように過ごすかがカギになってきます。
昼食後の13時から大学図書館が開いている深夜0時ぎりぎりまで勉強するときもありましたが、たいていは22時までで切り上げていたので、授業以外だと9時間ほど自主学習をしていました。

ただ、休憩時間も含むので勉強だけしている時間は7~8時間ほどでしょうか。
友達と勉強すると休憩で散歩やコーヒー、たばこ休憩にも付き合っていたのでもう少し短くなります。(結構ヘビースモーカーの女の子でした。)
休憩中にあーでもないこーでもないと、ダラダラしながらダベるのも楽しかったですね。

1日の流れ

9:00~12:00  授業
12:00~13:00 移動、学生食堂で昼食
13:00~15:00 図書館で自主学習か、食堂でタンデム、30分休憩
15:30~18:00 ここで切り上げて夕食のため帰宅することも、30分休憩
18:30~22:00 空腹を我慢しそのまま図書館に缶詰か、自宅で勉強

30分休憩は、図書館を出て体を動かします。ふらふら歩いたり、外で音楽をきいたり。
勉強中ももちろん小休憩をはさんで、スマホを見たり他のことをしたり、切り替えをして集中力を保つようにしていました。
個人的には図書館の環境の方が集中できるので、だいたいは図書館で勉強していました。

週末は勉強しない

平日にがっつり勉強するので、週末は単語帳を少しやったりドイツ語の映画を見たりするくらいで、机に向かって勉強はしませんでした

昼前に起きて深夜までゲーム三昧です。ドイツ語版マインクラフトやスカイリムを1日15時間とかしていました。
ゲームからでも十分学べます。特に対人会話のあるスカイリムは良い勉強になります。その上植物、鉱物、魔法、工具や武器の名前などに詳しくなりました。
話のネタにめちゃくちゃ使えます。

たまーに友達とスポーツをしたり、日帰り旅行に行ったりもしていました。

後悔しているポイントは、語学学校時代にバイトをやらなかったことです。
普通にダラダラしていました。(楽しかったからヨシッ!)
都市部ならバイト探しは比較的簡単なので、余裕のある人はぜひ経験しておくと金銭的にも安心ですし、語学的にも成長できます。

タンデムは必須

タンデムパートナーはぜひ見つけてください。お互いの学びたい言葉を教えあうパートナーです。

会話練習と作文添削に必須です。タンデムパートナーがいなかったら合格できていなかったと思います。

毎日でなくていいので何人かのタンデムパートナーを見つけて週に3回は会話の練習をしましょう。仲良くなって一緒に出掛けたりすることで話す時間も必然的に長くなり、モチベーションも保てます。

私も週3で自分で書いた宿題以外の作文添削を手伝ってもらいました。飲み友達になって会話力も上達しました。

結果発表~!2ヶ所で受験しました

そのおかげか、DSH試験では口頭試験は100%で合格することもできました。

ちなみに小論文はギリギリの54%でした。こんだけ偉そうに言っといてコレです。

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DSH-1では基本的には大学に入学することはできません。(数学科や化学科は可。)美術系や芸術系の専門学校に入学することは可能です。

DSH-2からほぼ全学部に入学することができるので、ほとんどの人はDSH-2を目指しています。

もう1ヶ所はこんな感じ。DSH-3に必要な点数は合計82%以上です。

DSH-3はドイツ文学や国家試験が必要な学科(医学部や法学部)に入学するのに必要です。ヨーロッパ言語の標準だとC2に相当します。

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バラツキありまくりの結果ですが、何はともあれ受かればいいんです。


私の「普通」の勉強量はこんな感じでした。楽しかったのでめちゃくちゃ勉強したわー!感はありません。
友達と勉強するのも毎日楽しかったです。

しかし、びっしり埋まった2冊の単語ノートを見返すと「ほーん、中々頑張ったやん自分」とは思います。
今見返しても覚えていない単語は正直チラホラありますが。

でも受かればいいんです。ギリギリでも。
合格の紙さえもらっときゃこっちのもんです。

こんなんでも今は現地採用でフルタイム正社員としてやっていけていますし、商談や展示会、普段の業務の中で困ったことはありません。

自分に合った方法で、楽しみながらできる勉強法を探してみてください。
ゲーム三昧でもドイツ語版なら十分に勉強のうちに入りますよ!

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