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高校留学、現地学校での過ごし方/言葉の学び方

最初は何でも辛いものです。

しかし以下5点

1.優しい人は必ずいる
2.時間をかければ打ち解けられる
3.パーティーなどは積極的に参加
4.自分の国の文化について話せるようにしておく
5.もちろん目いっぱい勉強する

で乗り切れます。

英語圏以外に留学が決まり、留学までの準備期間にどんだけ頑張っても現地の言葉をマスターすることはできません。

現地の高校に通っても最初は授業にはついていけませんし、言ってることは全く理解できないでしょう。ただ黙って聞いているだけです。

正直辛いです。

クラスメイトはそこまで興味を持って話しかけてくれるわけでもありません。
英語圏から来た留学生や、フランスやスペインといったその学校で学ぶ第2外国語圏から来た留学生は最初から人気者になれます。練習台ですね。
日本語を母国とする国から留学しに来ても、一部のアニメ好きを除いて手ごたえはそこまでありませんでした。

私の通っていた日本の高校でも留学生を受け入れていましたが、排他的なクラスやオープンなクラス、様々でした。学校生活の孤独に耐えられず途中で帰国した留学生もいました。
どこも同じようです。

1.しかし優しい人はどこにでも必ずいます

積極的に話しかけてくれる人はどのクラスにもいますし、他国から来た留学生もいたので心強かったです。ホストシスターやブラザーがいると同じクラスになることもあります。


2.そして時間をかければ打ち解けられます。

数学の授業は言葉ができなくてもある程度理解できるし、アジア出身の留学生は無双できます。特に普通科ならヨーロッパよりも進んだ授業をしているので楽勝です。
こういった科目で積極的に答えていけば、一目置かれ話のネタにもなります。

私は商業高校ということもあり、進んだ授業はしておらずその上数学は苦手だったのでできませんでしたが。


3.学期が始まると生徒主催のパーティーがよく開催されます。

クラブのようなところで飲酒が許可されている人もされていない未成年もまじって朝まで騒ぎ通します。
ビールが飲めるのは16歳以上、強いお酒も飲めるのは18歳以上です。
みんなお酒が入ると結構話しかけてくれるのでこの機会を逃さないようにしましょう。

ちなみに月曜日に登校すると何事もなかったかのようにスンっとした態度を取られるのでビックリします。あんなに笑いあった仲なのに…。
これは他の留学生ももれなく経験しており、ドイツ人の気質はこんな感じなんだ!と笑いあいました。


4.授業やパーティーなどで振られるネタは自国の文化についてです。

ドイツでは特に人口で街の大きさを測るので、自分の県や市の大きな数字だけでもササっと言えると便利です。
また、盛んなスポーツや食文化、自然災害などもよく話のテーマにあがるので単語だけでも押さえておくと盛り上がります。


5.毎日たくさん勉強するのももちろん大切です。

まずは単語数を増やさないと始まりません。授業や普段の会話の中で分からない単語があったらメモし、帰宅後に調べて繰り返し暗記することで早く定着します。


言葉の学び方

現地にいるので勉強の環境は最高なはずです。インプットとアウトプットが迅速に行えるので定着も早く、どんどん吸収できます。

まずは3ヶ月間、授業も右から左に流し聞く程度で耳を慣らしましょう。
だんだん何を言っているのか、頭の中で文章化できるようになってきます。
半年もすると相手を理解し、自分の言いたいことはつたない文法でも言えるようになります。

その後日常会話レベルなら文法に基づいて理解することができます。

文法は言葉を順序だてて体系的に学ぶ単なる「道具」です。

あまり文法にこだわりすぎず、与えられた環境をフルに使ってコミュニケーションのアウトプット重視で学ぶと良いと思います。文法は後からついてきます。


振り返るとこの5点にまとめられます。
最初こそ言葉のせいもあり辛いですが、最後は学校生活を楽しめます。

青春!








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