株式会社 Freude【医師・看護師・転職】
若手医師に向け、10年目の精神科医が非常勤の獲得方法や専門医の考え方についてアドバイスしています
10年目の医師が医学生時代を振り返り、やっておくべきことを綴っています
医師の転職ノウハウです
産業医になるためのルート:産業医科大学卒業と講習受講の2つの方法 産業医として働くためには、医師免許だけでなく、産業医の資格が必要です。産業医の資格を取得するためのルートは主に2つ存在します。 産業医科大学を卒業するルート 講習を受講するルート ここでは、それぞれのルートについて詳しく解説します。 1. 産業医科大学を卒業するルート 日本には、産業医の育成に特化した産業医科大学があります。1978年に開学したこの大学は、日本で唯一、産業医の養成を目的とした医学部で
産業医として働くことには、多くのメリットがあり、特に臨床を一通り経験し資格等も取得した若手医師にとっては非常に魅力的な選択肢となります。ここでは、その代表的な魅力についてご紹介します。 1. 業務負荷が少ない 産業医の大きな魅力の一つは、緊急対応や当直業務がほとんどないことです。産業医の業務は面談、職場巡視、衛生委員会への出席、衛生教育など多岐にわたりますが、予定された業務であり、かつ、体力的には負荷が少ないものがほとんどです。(トラブル対応や難しいケースなど対応に苦慮す
転職において表向きには個人情報の取り扱いには明確なルールと倫理が存在しますが、実際のところは病院間で非公式に情報交換がされる場合があります。病院は採用する際に前職場に対して公式な調査を行うことはできませんし、前職場も個人情報保護の観点から元従業員の情報を簡単に教えることはありません。しかし、医療界は意外と狭く、個人的なつながりや偶然の再会が思わぬ情報交換を引き起こすことがあります。 たとえば、看護師やその他のコメディカルスタッフ、事務職員などは医師の何十倍もの人数が存在し、
若手医師の皆さん、こんにちは。精神科医としてキャリアを積む中で、大学病院、民間病院、クリニックといった様々な医療機関で勤務してきました。今回は、私がバイトを選ぶ際に重視している基準についてお話しします。ポイントは以下の5つのバランスで給与、実労働時間、勤務地に行くまでにかかる時間や労力、勤務日や勤務時間の融通性、当直や待機の場合は部屋の過ごしやすさです。楽に効率よく稼ぐためのポイントを押さえ、バイト選びの参考にしていただければと思います。(事例はやや極端のところもありますが
はじめに 精神科医としてのキャリアを積む中で、若手医師が直面する壁は多岐にわたります。私自身、精神保健指定医、精神科専門医、精神科指導医の資格を持ち、大学病院や民間病院、クリニック勤務を経てきました。この経験を基に、若手精神科医からよく相談がある課題についてお話しします。 これはあくまで私見であり、異なる見解を持つ先生方もいらっしゃることを重々承知していますし、私程度がおこがましいとも思いますが、若手の先生の問題解決の糸口にでも役立てば幸いです。 若手精神科医のよくある
民間病院への転職を目指す若手医師へ 精神科医としてのキャリアを考える際、転職市場での需要を理解することは非常に重要です。特に民間病院への転職を検討している若手医師にとって、どのようなスキルや資格が求められているのかを知ることは、成功への第一歩となります。以下に、需要の高い精神科医の特徴を詳しく解説します。 1. 精神保健指定医の重要性 精神科には主要な資格として主に次の2つがあります。精神保健指定医、精神科専門医です。前者は国家資格、後者は学会または専門医機構認定の資格
当直と聞くと時間的に拘束される、お金のために無理をしている、身体を壊すなどあまりいいイメージはないかもしれません。しかし、寝当直をうまく活用することである意味生活リズムを整えることができます。 1. 独身医師にとっての生活リズムの調整 独身の若手医師は、自由になるお金や時間が多く、つい遊びすぎてしまうことがあります。友人との飲み会や趣味の時間、旅行など、自己管理が難しくなることが多いのではないでしょうか。そんな時、寝当直は強制的に時間を拘束されることで生活リズムを整える良
医師免許は、その独特の特徴と多くの利点から、他の多くの資格と比べて非常に強力であると評価されています。若手医師の皆さんが、その価値を最大限に活かし、キャリアを成功させるために、医師免許の強みを理解することは極めて重要です。本記事では、医師免許が最強の資格とされる理由を詳しく解説します。 1. 全国どこでも通用する万能性 日本の医師免許の最も大きな特徴の一つは、日本全国どこでも通用するという点です。国によっては資格は地域や特定の施設に限定されることがありますが、日本では全国
はじめに 専門医を取得した若手医師の皆さんにとって、キャリアの次のステップを考える時期が訪れています。大学病院での勤務経験は貴重ですが、早めに民間病院への転職を考えることが、あなたの医師としての将来にとって有益な選択となる可能性があります。本記事では、大学病院からの早期転職を検討すべき理由について詳しく説明します。 大学病院の現状 激務と薄給 大学病院は、高度な医療を提供し、研究や教育に力を入れる重要な機関です。しかし、その反面、若手医師にとっては非常に厳しい労働環境
精神科の魅力とは?精神科は医師としてのキャリアを築く上で、多くの魅力を持つ診療科です。若手医師、特に初期研修医や後期研修医の皆さんが精神科を進路として考えるべき理由として、以下のポイントが挙げられます。 やりがい等の月並みなものから収入面や待遇など現実的なものまでありますが、今後の進路選択の参考になれば幸いです。 1. 収入面のメリット 精神科は他の診療科と比較して、収入面で多くのメリットがあります。 医師の収入の仕組みは、常勤先の給与と非常勤バイトの給与によって構成さ
医師としてのキャリアの初期段階である後期研修医にとって、当直は貴重な収入源となります。しかし、効率よく稼ぐためには、当直の選び方や働き方に工夫が必要です。ここでは、効率よく楽に稼ぐための当直について考えるポイントや具体的な戦略をご紹介します。 1. 効率よく稼ぐための考え方 効率よく稼ぐためには、以下のような考え方を持つことが重要です。 仕事の内容と報酬のバランスを考える:単に報酬が高い当直を選ぶのではなく、仕事量やストレスレベルとのバランスを考慮しましょう。過労は長期
精神科医としてのキャリアをスタートさせた私は、大学病院で数年の経験を積んだ後に民間病院へ転職することを決意しました。この選択は大きな転機となり、現在では高給と厚遇を手に入れ、充実した日々を送っています。今回は、私がなぜ転職を決意し、どのように不安を克服して成功を収めたのか、その体験をお伝えします。 大学病院のメリットとデメリット 大学病院での経験は非常に貴重でした。特に、以下の点が挙げられます。 メリット: 豊富な症例:大学病院は難病や重症例を多く扱うため、診療技術や
後期研修医の皆さんへ 皆さんはこれまで厳しい訓練を乗り越え、ついに専門医の資格を手にしました。これは大きな達成です。しかし、ここで一息つくのではなく、今こそキャリアの次のステップを考える絶好の機会です。専門医を取った後、早急に転職を検討すべき理由についてお伝えします。 労働条件と待遇の違い まず、大学病院と民間病院の労働条件と待遇の違いについて理解しておきましょう。大学病院では最新の医療設備や研究機会が豊富であり、学術的な環境での成長が期待できます。しかし、その一方で、
突然ですが転職を考えたことはありますか? 理由は様々と思いますが、今の職場に何らかの不満があることでしょう。 しかし、多くの医師が転職を躊躇っています。 それは何故でしょうか? 多くは次の2つではないでしょうか? ・診療能力に自信がない ・医局(元職場)との人間関係 診療能力については科目によって多岐多用に渡るのでここでは言及しません、というより精神科以外の各科の診療能力については分かりません(笑) ここでは医局を辞めた私の実体験を元に医局との人間関係についての私見
男性医師2.8%、女性医師35.9% この数字は何を意味するでしょうか? 生涯未婚率です。(50歳時点で未婚) 約12.8倍の差があります なぜこのようなことになるのか少し考えてみましょう お前が言うなと叱られそうですが、男性医師からみた結婚相手としての女性医師について述べていきたいと思います。 あくまで一般論として聞いてください。 特定の職業、属性、性別等を差別したり蔑んだりする意図は全くありませんし、女性医師に全く釣り合わない私の負け犬の遠吠えとでも思ってください
医局時代の一大イベントといえば、、 人事異動 毎年必ず訪れる、ドキドキしながら発表を待ちますね 最近は〇〇ガチャと言われて久しいですが 部署ガチャ、病院ガチャ、上司ガチャなど気になることは多いと思います 本来人事異動は本人の適正に合わせて、部署や病院を選定し、勤務地、給与、労働時間、労働体制など差が出ないように全員が納得いく形で行うべきですが、ご存知の通り不可能です 医局の人事に乗っている限り就職先に困ることは確かにありませんが、自分で選択する権利はほとんどありませ