土地、に関する違和感
大甕、というところ。
先日、知らない街に行ってみました。
たまたまテレビを付けたら、その街の名前を見たから。
行った場所は大甕(おおみか)駅周辺。大甕神社があります。日立市の中にある地名は大みか町というそうです。漢字が常用漢字ではないのでひらがならしい。
何もわからないので、とりあえず神社の敷地に。グーグルマップに案内されて、たどり着いた先の駐車場の前が神社の拝殿でした。ここはいい感じです。とりあえずご挨拶。
後で知ったのですが、アニメの映画「君の名は」のスピンオフ小説の舞台になったそうで有名らしいです。
もともとは一柱の神だったのがそのあともう一柱あとから祀ったという、2柱ある神社らしいです。
詳細はリンク先。
まぁ、それはそれとして。。。
拝殿の後ろに岩山があります(というか岩の丘)。その岩山全体が宿魂石というそうです。岩山全体に星の神様、そしてこの土地の神、地主神である甕星香香背男(みかぼしかがせお)が眠っている、ということだそうです。その神の上をガンガン登っていくのかよ…と思ったりもしましたが。
もともとこの神社はこの場所にはなく、もっと山の上の方にあったそうです。古宮の場所行ってみようかなーと思って山の奥をぐるぐるしていても、日立製作所の研究所しかないじゃないか…と思ったら、古宮の場所は進入禁止になっていたり(写真失念)。山の下の方に遥拝する場所がありました。
もともと別の場所に祭られていたであろうそれぞれの柱が一つの場にあるような感覚。古宮にそもそも主神は祀られていて、岩山(=イワクラ)には大甕さんがいたんだろうと。
大甕の甕は酒の器という意味があるそうで、祀りごとで使われていたり、何らかの境界に埋められていたもの、らしいです。
そもそも、この土地にいた神(地主神)であるものを大甕と言っていただけのような気もしなくもない…。
香取鹿島の神が平定できなかった、甕星香香背男という星神、その星神を平定するのに急にわいてきた(言い方…)武葉槌命。急に外からやってくるナニガシ、というのは民話などにもたくさん出てきますけど、それに近いような感じも無きにしも非ず…。
社務所と拝殿周辺ではなんとなくですが、別の世界というか空気感で、違和感が…。
詳しい歴史は調べないとわかりませんし、初めてきた場所だったので妙な違和感があり、ぞわぞわしました。
追記
この場所に行った一週間後、栃木市に行きました。
特に何かあったわけでもなく、なんとなく、です。
このなんとなく、が曲者。
少し前までメンテナンス工事中でした。中がきれいになったのを思い出し、ふと見に行くか程度でした。
中を見ていると、栃木市の名士の方の展示が。
なんと、日立製作所創設者の小平浪平さんのことが詳しく展示されていました。なぜ「なんと」なのかというと、大みかには日立関連の施設がたくさんあり、大甕神社のすぐ下には日立製作所関連のゴルフ場があったりもするのです。
小平さんがそのゴルフ場でplayしている写真とかありましたし・・・
・・・なんだか大甕つながりなのか、日立つながりなのか、よくわかりませんがそういうこともあるようで、2週連続で大甕大甕言われたわ…
で、この小平さんの生家近くの神社に昔から行ってみたいなぁともおもっていたので、またふらふらと行こうかと思います…(爆)
神社とか寺は縁が続くと導かれるとか言いますが、ほんとなんだろうか…。まだまだ終着地には遠そうですが。(まだ先がありそうってこと)
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