厄を投げ去る
神護寺に向かう
西明寺を後にして、神護寺に向かいます。
また歩きます。
映画のロケ地らしい
山を下って、山を登るという(参道です)道程です。映画のロケ地でも結構有名らしく、ちょっと前に公開されたキムタクの時代劇ロケ地だったそうで、聖地巡礼してる方々もちらほらいらっしゃいました。…それらしき若い女性2人組(日傘をさしたワンピース姿)は途中でリタイアされてました。
急な石段を上がると正門があります。
そして境内はめちゃくちゃ広いです。なので、帽子や日傘があった方がいいでしょう。
大きな修行場としての役割を果たしていたんだろうなと思わせる境内です。和気清麻呂が云々という歴史があるそうなのですが、どちらかというと修行場としての雰囲気が強く残っています。広大な敷地でした。
この神護寺は、高野山真言宗の遺迹(ゆいせき)本山。遺迹本山とは、空海が住まいとした場所を指す言葉だそうです。
ゴールデンウィークに行った、西の比叡山、園教寺とも似た雰囲気がありました。
ここでも仏像を間近でみることができます。写真は撮ることができないのですが、金堂に収められているのは国宝の薬師如来立像でした。寺に納まっているお像はいいもんです…。博物館でもいいのですが、場も一緒になってみることができるのは何となく贅沢な感じがします。
かわらけ投げの発祥地
今回はかわらけ投げをやりました。
写真のかわらけ(素焼きの土器)を、願いを込めて投げるというもの。このお寺が発祥だそうです。江戸時代に祝い事の際に用いられた土器の酒杯がかわらけ。戦国時代に武将が必勝を祈願して盃を地面に投げつけて出陣したことがかわらけ投げの起源といわれてます。
フリスビーみたいにして投げると遠くに飛びます。投げるとすっとして気持ちがいいものです。
結構歩きました。
歩数は20,000歩超え、そして…
三尾を巡り、おなかも減ってきたころなので、京都の中心街に戻ります。お目当てのものを食べます。
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