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国宝と西の比叡山

翌日は天気は快晴。
この日は国宝のお城と西の比叡山に向かいます。裏テーマは軍師官兵衛聖地巡礼()…。
家の人の行きたかったところにまず向かいました。

国宝 姫路城

宿泊していた場所から電車にのり、姫路城へ。白鷺城ともいわれるだけあって、白い…。修復されたときに白く塗りすぎじゃないか、とも言われたようですが、そこまで気にならなかったです。世界遺産にも登録されています。この日はGWの中に挟まれた平日だったのですが、世界中の外国人旅行者が大挙してやってきていました。様々な言語が飛び交うなか、中に入りました。途中、黒田官兵衛が修復した石垣、なんてものもありました。官兵衛が城主であった時代もあり、その後秀吉に城を譲っています。


結構急で狭い階段や回廊がつづきます。
こういった注意喚起は見ちゃうよね…


長壁(おさかべ)神社

城の一番上、大天守には神社があります。これは、もともとこの地にいた地主神をまつっています。火災や空襲からこの城を守ったとされています。一方で呪い関連のうわさもあるようですが、ここでは割愛。

お菊の井戸

城からでてすぐのところに、播州皿屋敷の井戸、お菊さんが投げ捨てられた井戸があるのです。一枚二枚…。姫路の町にはお菊さんをまつってある神社もあるようです。
今回は次がメインなのでこれにてここを去ります。


書写山 円教寺

向かったのは書写山円教寺。姫路城からバスで山のふもとまで行き、ロープウエイで山の中腹まで向かいます。ここが本当によかった…山寺はいいです。(前日の千光寺もそうですが)
ロープウェイを降りてからもかなり歩くので、定期的にバスも出ています。が、ここは歩く(にきまってる)。

参道には西国巡りができるお像がたくさん



とにかく緑が美しい山でした。掃き清められている、というところも多くその美しさに寄与しているんだろうなとも思いましたが、肺の中身がすべて緑で埋め尽くすような心地よさでした。本当に来てよかった。

峠の茶屋でお昼ごはん

山の中をすべて歩いていたので、結構おなかは減ります。午前中の城めぐりのあと、何も食べずに来たので腹ごしらえにうどんとおにぎり。そして帰りに同じ茶屋で大福をいただきました。


大講堂

円教寺はたくさんの映画の舞台にもなっていて、この大講堂は映画「関ケ原」で何度も映っていたと思います。そして大河ドラマの「軍師官兵衛」でも撮影で使われています。他、ラストサムライでも使われています。
建物が本当にきれいな形で残されていて、山も美しく、そりゃ使われるよね…と思ったりもしました。

官兵衛の撮影時のエピソードが展示されていた(喜!)

秀吉がこの寺を戦いの本陣にした歴史があり、そのことを侵略された、と寺の記録に残っていました。譲ったわけじゃない!感がすごいありました。拠点にしようと進言したのは官兵衛…。

食堂(じきどう)では資料の展示があります。これが結構なものを無造作に置いてあり、びっくりしましたが、上のお像類もたくさんありました。
当日はチームラボが作品展示していましたが、それを見るより実物のお像や資料を見るのに必死。

空海の手形…


帰りの飛行機の時間を考えつつ、ぎりぎりまでこの土地にいたい、と思い、緑を体いっぱい満たしました。秋は紅葉が美しいところになるんでしょうね。。。

この場所は、車がなくても行けますので、今度はロープウェイを使わずに山登りしつつ伺いたい場所だなと思いました。

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