射精責任?

どうやら、最近そういったタイトルの本が出版され、人気があるらしい、本当かは知らないが。
いわゆるフェミニストの書いた本だそうだ。
ちなみに、私は基本的にフェミニストは嫌いだ。
しかし、本来であれば、キチンと本を読んで反論するべきだろう。
が、そんなタイトルの本を買いたくないのと、私の怠惰で、その本の内容については触れないこととする。
以下の内容は、XがTwitterだったころのフェミニスト諸氏の議論を参考にした私見である。
まず、射精責任であるが、個人的にはあると思う。
というのも、実際にほとんどの日本人男性はできちゃった結婚という形で、婚前性交渉の結果として女性が妊娠したならば、結婚して子育てに貢献するのである。
筋としては結婚してから子供を作れという議論はあるだろうが、とはいえ、射精して受精された責任は多くの男性が取っているのである。
問題は責任を取らない人間だ、というのは、まぁ分からなくはない指摘だ。
しかし、その指摘をする前に、圧倒的大多数は責任を取っているという点に言及するのが誠実な態度であろう。
そして、数少ない外れ値の男性が、射精責任を取らずにバックれているというのが実態である。
つまり、一般的には射精責任は果たされているのである。
また、射精責任を追及するのであれば、当然に受精責任も追及されなければならない。
妊娠出産が責任の取り方では?と仰られるかもしれない。
確かにそれはそうだ。
ただ、そうすると、出産しなければ責任を果たしていない事にはならなかろうか?
また、責任には権利が付随する。
男性は射性責任を取る代わりに、出産に口出しができる事になる。
とすると、フェミニスト諸氏の主張する女性が自由に中絶する権利とは矛盾するのでは無かろうか?
権利権限と義務責任はバランスすべきであるから、当然こういった問いに対してフェミニストは真摯に回答しなければならない。
現実問題として、現時点で大多数の男性はキチンと射精責任を取っているのである。
一方、その射精責任を取らない様な稀有な男性に対して股を開いた責任は受精責任として取るべきではないのか?
フェミニスト諸氏が射精責任を取りたくないなら射精しなければ良いと言うのと同様に、私も受精責任を取りたくないなら股を開かなければ良いと言いたい。
数少ない責任を取らない男性にわざわざ股を開いたのだから、その結果は当然自己責任と言えよう。
それが嫌なら股を開く相手は責任を取ってくれる男性だけにすれば良いのだ。
また、射精責任を取らせる為にDNA鑑定をせよ、という議論もある。
個人的にはこちらは賛成だ。
しかしながら、その目的は射精責任の追及だけに限らない。
そもそも、全ての新生児、ゆくゆくは全ての国民に対してDNA情報は取得するべきであると思っているし、それをマイナンバーにでも紐づければいいと思っている。
そうすれば、フェミニスト諸氏の求める一般的な射精責任の追及も出来るし、所謂托卵においても射精責任を追及できる。
更には、身元不明の遺体の本人確認も1発でできるし、犯罪捜査も捗るであろう。
少し話がずれたが、私の見解としては、射精責任は既に一般的に果たされているし、女性側も今までと同様に受精責任を果たすべきである。
そして、更に確実に射精責任を追及するために、少なくとも新生児のDNA鑑定は全ての新生児に対して義務付けるべきである。

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