1つ1つを選ぶメリット
好きなインテリアに囲まれておうちで、お昼ご飯を食べる。
ただダラダラ、お昼が来たから食べる!ような作業的な感じじゃなくて、
「今日はどんなご飯を作ろうかな?」
「食器はどうする?」
「音楽はどんなのをかける?」
「飲みものは?」
なんてふうに1つ1つを選ぶことで、その時間がより幸せになる。
でも以前のお仕事モードバリバリの私は、
なんてふうにお昼を楽しみにするなんてことはなかった。お腹を満たすための、体を少し休めるための時間だった。
だから、お昼ご飯はパンや家にあるもの。
もしくは近所のコンビニでパパッと買ってきて、急いで食べたり、短時間で食べられれパン屋さんでの外食。
最悪のときはカップ麺を食べながら、ドラマ見て〜という日々だった。
1つ1つの時間を大切にできていなかった。
そうするとどうなるのか?
ここが行き過ぎると、何が好きで、何がしたいかが分からなくなったりもする。
そこまでではなかったけれど、今思えばこなすことに一生懸命だったかもしれない...。
でも病気をきっかけに自分の心にも体も大切にできるように生活を変えようと思い、今は1つ1つの時間を大切にすることで、些細なことも幸せに感じるし、自分の気持ちや体の変化にも気づきやすくなってきた。
よくご飯を食べるときはそれに集中するといい!と聞くけれど、本当の意味で分かったのは最近かもしれない。
お昼ご飯を食べるためだけの為にそこに向き合う。
そうするとなんとなくだったり、作業的に過ごしていたお昼ご飯も”幸せ時間”へと変わっていく。
今日も幸せな時間だった。