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好きなインテリアに囲まれておうちで、お昼ご飯を食べる。

ただダラダラ、お昼が来たから食べる!ような作業的な感じじゃなくて、

「今日はどんなご飯を作ろうかな?」
「食器はどうする?」
「音楽はどんなのをかける?」
「飲みものは?」

なんてふうに11つを選ぶことで、その時間がより幸せになる。

でも以前のお仕事モードバリバリの私は、

午前にセッション⇨2件
お昼⇨ドラマ見ながら1時間
食べたらクライアントさんに返信
幼稚園お迎え

なんてふうにお昼を楽しみにするなんてことはなかった。お腹を満たすための、体を少し休めるための時間だった。

だから、お昼ご飯はパンや家にあるもの。
もしくは近所のコンビニでパパッと買ってきて、急いで食べたり、短時間で食べられれパン屋さんでの外食。
最悪のときはカップ麺を食べながら、ドラマ見て〜という日々だった。

11つの時間を大切にできていなかった。


そうするとどうなるのか?

自分の体や気持ちに気づきづらくなる。
感じづらくなる。

ここが行き過ぎると、何が好きで、何がしたいかが分からなくなったりもする。

そこまでではなかったけれど、今思えばこなすことに一生懸命だったかもしれない...。


でも病気をきっかけに自分の心にも体も大切にできるように生活を変えようと思い、今は1つ1つの時間を大切にすることで、些細なことも幸せに感じるし、自分の気持ちや体の変化にも気づきやすくなってきた。

よくご飯を食べるときはそれに集中するといい!と聞くけれど、本当の意味で分かったのは最近かもしれない。

「体を温めるために暖かいスープを飲もう」
「今の私の体に必要な食べものはなんだろう?」と考えながら材料を選ぶ。
「暖かい緑茶が今日はいいかな」とポットにお湯を入れる。
「どんな食器だと心地いい?」と自分に聞きながら選ぶ。
「どんな音楽が聴きたい?」とワクワクしながら選ぶ。

お昼ご飯を食べるためだけの為にそこに向き合う。

そうするとなんとなくだったり、作業的に過ごしていたお昼ご飯も幸せ時間へと変わっていく。

今日も幸せな時間だった。

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