社畜からSLEになって休職した話
休職した経緯
簡単にまとめると、「原因は分からないが血小板数値が下がり、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と診断をうける→1年かけて治療するも再発、と同時に全身性エリテマトーデス(SLE)であることが判明→治療に専念するために休職を決意」です。以下詳細。
はじまり
2023年2月、たまたまうけた血液検査で血小板数値が9000だった。(正常値:20万個〜30万個)
特発性血小板減少性紫斑病、略してITPの診断で初めてお医者さんに「家族の方も次回連れてきて下さい」と言われる。
職場にも即報告したが、当時抱えていた案件が大きかったこともあり、自分自身に休む選択肢は毛頭なく毎月50時間ほど残業しながらステロイドの服用を続けた。
治療は順調に進み、主治医は「おそらく急性のITPだろうから、このままステロイドも辞められるかも」と言っていた。
再発
しかし、2024年3月に再度、血小板数値が2.1万個に下がる。いつも通り午前の診察を終え昼から仕事に行けると思っていたところにCT等の精密検査が入り、午後の予定をキャンセルした。ただ夕方からの案件は間に合いそうだったので病院からそっちに向かった。
そして、検査結果から全身性エリテマトーデス(以下、SLE)と診断され、転院した。
決意
年度が変わり2024年4月。年数も重ね教える立場になった。また他の係員の育休などがあり、係は常に人手不足で正直ほとんど記憶が無いくらい忙しかった。
SLEを調べるうちに、ストレスもひとつの原因ではないかと感じるようになった。このままこの仕事を続けていって本当に良くなるのか?SLEということは、血小板数値が下がるだけで済まない時が来るのではないか?
何より、悪くなった時にまたドタキャンすることで担当している利用者に迷惑をかけてしまうのではないか、と。
7月の終わり、非常にお世話になっている職場の先輩らに初めて相談した。
「担当業務から外れたいと思っている。みんなのバックアップに回りたい。理由は...」と全て話した。するとすぐ先輩から「担当から外れるだけではなく、一旦休んだ方がいい」と言われた。そんなことは全く考えていなかったので3時間くらい、でもでもだって、と言っていたが全部論破された。次の週には上司に相談し、8月中に引き継ぎを終え、9月から病気休暇に入った。