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妻、ごめん

こんにちは、にっしーです。
どこのパートナー間でもルールというか、礼儀というかはあると思います。
我が家にもあります。
でも昨夜は……。

お布団に入り、しばらくすると三毛姉さんが来ました。
三毛姉さんは寒がりなので、お布団に入れて、と短く鳴きます。
ウエルカム!
すぐにお布団の中から、三毛姉さんのゴロゴロ音。
ぽやぽやの仔猫のような三毛姉さんの毛は気持ち良いです。
そうこうしてる内に、妻と黒ねこ君が。
黒ねこ君は、基本的にお布団の上で寝るタイプ。
三毛姉さんと黒ねこ君に挟まれて寝る至福の時間。
すぐに睡魔は訪れました。
が……。

お腹に張りを覚えました。
そう。おなら。
どこのパートナー間でも、おならはお布団の外ですること、というルールはあると思います。
我が家もそうです。
ですが、お尻をお布団の外に出そうにも、そちら側には黒ねこ君が寝ています。
耳をすますと、すぴー……って気持ち良さそうな寝息も聞こえます。
黒ねこ君を起こすのは忍びない。
でもおならを我慢するのもなぁ……、って微妙な感覚。
3つの選択肢が浮かびました。
黒ねこ君を起こす。
これは忍びなくて無理です。
次に、黒ねこ君の側を向いておならをする。
黒ねこ君は、腰の辺りに寝てますから、おならの直撃コースに寝ています。
万が一、音が出てしまった場合、黒ねこ君は驚くでしょう。
猫さん世界で、相手に向かっておならをする、って風習は知りませんが、たぶん無いでしょう。
たぶん、いや、きっと失礼な行為な気がします。
黒ねこ君と過ごした3年あまりで築き上げた信頼関係に崩すワケにはいきません。
会話が通じるワケでは無いですし。

残るは、おならが完全通過することを願って、マットに向かってすること。

そっと、いたしました。
しばらく様子を見てると、うぅーん、と妻の寝苦しそうな声。
でもすぐに寝息が。
一瞬、三毛姉さんのゴロゴロも止まりましたが、また再開。
……セーフ。

明日の朝は、何事も無かったかのように、おはよう、を言おう。
ルール違反をした後ろめたさを覚えながらも、そう思いつつ、睡魔に身を任せた昨夜でした。

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