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企業の半強制リストラを回避する方法

わたしの友達、M先輩の実話です
(固有名詞等設定を変えていますが、全体の流れは事実です)
先輩は50代、女性、独身、実家住みで母親と同居、一般職正社員でした
勤務先は超一流企業です

リーマンショックの頃、先輩の会社も例外ではなく、
リストラの嵐が吹きまくりました
先に書いたプロフィールな先輩は、リストラ候補の一番手になりました
なんせ女性で高齢者で独身、母親と実家で同居、
一般職ながら勤務年数が長いので、給料が高かったのです

まず先輩は本社からみなとみらいにある支社へ転勤になりました
先輩は23区住みですが一番埼玉県寄りで、
直線距離では近いものの通勤電車は迂回するので、
通勤時間に2時間以上かかりました
そして支社では仕事がない
その上例外なく上司のイヤミが付いてきます
「仕事ないのに給料もらっていいねー」
「お母さん高齢なんでしょ、そろそろ介護しなければいけないんじゃない
仕事なんかしてる場合じゃないでしょう」
「独身なんだから、別に養う家族はいないんでしょ」等々
セクハラ、パワハラまっしぐらの言動を毎日投げかけられたそうです

そんな先輩には、ひとつの思いがありました
「猫がいるから、猫を飢えさせる訳には絶対いかない」
その思い一心に耐えたそうです
又先輩は、「台湾の達人」なのです
(台湾に関するエッセイ集を仲間うちで配布している程です)
どうせ暇なのだからと、有給休暇を目一杯使って、
台湾と東京の2拠点生活を始めたそうです

そうこうしている間にリストラの嵐は終わりました
先輩は本社へ帰り、以前と同じ業務に復帰したそうです
今年の年賀状に「わたしまだ働いているんですよ
65まで働くつもりです」と書いてありました
拍手拍手です

これから世の中ますます先が見えません
又リストラの嵐が来る事があるかもしれません

あくまでもわたし個人の思いですが…
これから就職予定の人は、
中堅以上の企業に、とにかく正社員で入ってください
正社員であれば、犯罪さえ犯さなければクビになる事はありません
どんなにきつい事を言われても、パワハラされても、
犯罪行為等の余程の非がなければ、やめる必要はないのです
いずれ状況は変わります
いつまでもリストラ案件が続く事はありません
自分のためには頑張るのに限界があるかもですが、
誰かのため、何かのためなら頑張れる事もあります
(先輩の場合は猫 あと、恋人とか推し活のためとか)
腹をくくってください
就職先がイマイチ合わない、ホワイトすぎて物足りないという人は、
いきなり辞める事を選択せずに、まず「ダブルワーク」をしてみてください
(近頃の企業はダブルワーク許可が多いです
就職先を決めるのに、チェックするポイントかもしれません)
正社員の自分は確保しておいて、
起業したり、フリーランスになったり、資格取得したりすればよいのです
「自分の居場所」は、たくさん持っておく方がよいし、
リスクヘッジにもなります
「正社員」の一番のメリットは、「病気した時」です
30代でも40代でも、深刻な病気にかからない保証はどこにもないのです
深刻な病気になると、お金は湯水の如く出ていきます
うつ状態にもなります 
深刻な病気であればある程、正社員以外は生きていけません
すぐ捨てられます 即「負け組の底辺」です オワコンです
(「深刻な病気」は人生にとって一大事です
そんな病気を、この場合は新コロナですが、
ないがしろにしたドラマ「最愛」は何があっても許せないのです)

「トーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)」のような記事を書くに至ったわたしのような人生には、
縁があってこの記事を読んでもらった人にはなってもらいたくないです
この記事に反発する人もいるでしょうが、
もし何か思う事があれば、
賛同であろうと否定であろうと気持ちを大切にして考えてください
偉そうな事書いて申し訳なかったです



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