「リテラシー」って難しくない?
最近感じていること。それはタイトルにもある通り、「リテラシーって難しくない?」ということだ。私が「普通の人はどうやって習得してるんだ?」と疑問に持っているのは、「政治リテラシー」と「金融リテラシー」である。
政治リテラシーについて
政治リテラシーに関しては、まず、世の中の仕組みがよく分かっていない。政治にも、経済、外交、安全保障、社会保障などいろいろあるみたいだが、どれに対しても大した意見を持っていないし、そもそも理解も浅い。選挙で投票する人間も正直雰囲気で選んでしまっている。
政治リテラシーが低いため、なんとなく「日本はこのまま衰退していくんだろうなー」みたいなことを考えている。出生率低下してるし(適当)。
また、政治的なトピックに対して自分のスタンスを決めるとき、感情が大きなファクターになってしまっている。例えば「夫婦別姓を認めるべきか」という問題に対しては、「夫婦別姓にしたかったらすればいいし、したくなかったらしなければいいんじゃね?」と安易に考えている。Xを見ていても、自分以外にも感情を軸にスタンスを決めている人が見受けられる。感情は人間を構成する大きな要素なので、感情的な判断が必ずしも悪いというわけではない。しかし、感情は短絡的なものなので、国の行く末を決めるような重要な場面では、あまり感情に頼りたくない。
金融リテラシーについて
金融リテラシーに関しても、そもそもの仕組みがあまり分かっていないし、行動を起こすのが面倒くさい。世の中では「老後〇千万円」だの「新NISA」だの資産形成に関する話題があふれている。一応、表面上の知識は持っているつもりだが、具体的にどのような行動を起こすのが最適なのか、どのようなリスクがあるのか、がよく分かっていない。自分の人生に直結するにも関わらず。まあ、まだ社会に出ていない学生なので、これから考えればいいかな?
本題:リテラシー取得の難しさ
通常、何かについて学びたいとき、ネットで検索したり、書籍を読んだりするだろう。しかし、政治リテラシーや金融リテラシーに関しては、そう簡単ではないように感じる。それは、迂闊に情報源を信頼できないからである。
例えば、政治リテラシーを習得しようとして、ある書籍を読んだら、著者の思想に染まってしまう可能性がある。また、マスコミの情報にも思想の偏りがあると言われている。そのため、さまざまな情報源にあたる必要があるが、個人のリソースには限界がある。
金融リテラシーに関しては、(特に資産形成に関しては、)「楽してお金を増やす」というコンセプトが胡散臭さを醸し出しており、どの情報源が良質であるかを判断することが難しい。個人がたまたま資産形成に成功して、それをさも当然であるが如く得意顔で語っている、という勝手なイメージがある。また、信頼できる情報源もあることにはあるが(日本経済新聞など?)、最低限のリテラシーがないと情報を咀嚼して自分のものにすることができない。
世の中の人は、どのようにリテラシーを身につけているのだろう。政治や金融の話題は、あまり他人とは話さない事柄なので、一般の人がどのくらいのリテラシーをもっているのか、どの程度のリテラシーが求められるのか、がよくわからない。年齢を重ねるにしたがって、自然と身についていくものなのだろうか。
おまけ
ここまで長々と語ってきたが、世間知らずの大学院生の勝手なイメージである。リテラシーを身につけたい気持ちがあると同時に、面倒くさいと感じる気持ちがあり、結局何も行動を起こしていない。あれこれ考えて行動を起こせないのは私の悪癖なので今度少しずつ行動を起こしていきたい。
(追記)
ChatGPTに聞いたら金融庁のウェブサイトが、金融リテラシーを得るのに役立つことを教えてくれた。気が向いたら読むかー(多分読まない)。
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