【おすすめ小説紹介】超王道恋愛小説の一角!映画化も大好評のシリーズ作品『図書館戦争』
恋愛小説の中でも王道中の王道、さらに言えば平成生まれの方なら一度は聞いたことのある作品ではないでしょうか。恋愛要素だけでなく、作中の設定や描写も本格的で引き込まれる傑作です!
序文
理不尽な弾圧から
表現と創作の自由を守る
図書隊員の物語
あらすじ
1988年、公序良俗を乱す表現を規制するため、“メディア良化法”が制定。
メディアへの監視権を持つ、メディア良化委員会は、法令の下、不適切と判断された創作物を検閲していく。委員会の検閲は執行機関である良化特務機関が担っており、これが妨害される際は、武力制圧もいとわないという過激なものだった。
これに対抗したのが図書館である。彼らは激化する検閲に対抗するため、図書館法に則る公共図書館では「図書館の自由に関する宣言」の下、「図書館の自由法」を制定する。メディア良化委員会及び良化特務機関から、本の自由を守るため、自主防衛の道を選ぶ。
以降、良化特務機関と図書館(図書隊)の激しい抗争が勃発する。
そんな中、時代は昭和から正化へと移る。
図書隊への入隊を果たした笠原郁は、日夜厳しい訓練に追われていた。彼女は、幼いころに大切にしていた本を守ってくれた図書隊員に憧れを抱き、自らも彼のように「理不尽な検閲から本を守りたい」という一心で、厳しい訓練をこなしていく。
人一倍の体力と、男子顔負けの身体能力、そして、「王子様」として慕うあの時の図書隊員ともう一度会うために、郁は仲間と共に戦場を駆け抜ける。
読んでみて・・・
映画・アニメでも大人気の作品・『図書館戦争』!
メディア良化委員会の検閲に対抗する、図書隊員たちの奮闘と、主人公・笠原郁の成長を描いた作品です。
戦争や政治等のシビアな展開の反面、郁の成長におけるユーモラスな表現やロマンス展開も楽しむことができます。
私としては、郁と堂上教官の展開も気になりつつ、フィクションではありますが、作中の政治的な展開も、厚みと読み応えを感じました。
比較的女性からの支持が多い作品ではありますが、是非、男性にも読んでもらいたい一作です📚
こんな方におすすめ
◯恋愛小説が好きな人
◯長編小説やシリーズものが好きな人
◯コミカルなストーリーが好きな人
◯映画やアニメでも楽しみたい人
あとがき
こちらでは、ゴリラがおもしろいと思った本を紹介しております🦍
立ち読みもちろんOK!
気になった方は、スキ・保存をよろしくお願いします👍
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