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『バイバイ』

何回目の別れ話か
離れたい
離れたい
好き過ぎて苦しいから

あなたが私をタイプじゃ無いこと
分かってた
最初から

それでも
彼氏彼女になれたのは
奇跡みたいで
嬉しくて
嬉しくて

もう恋愛なんかしない
決めてたのに
吸いこまれたのは
元気で
優しい中にある
憧れだった

あなたは四駆に乗り込んで
私は乗り方分からなくて

あなたがクラブに行ってたり
男友達とはしゃいでいたり

「今日はごめん…」

「分かった」

聞き分けの良い私が…
知らない街での一人暮らしに
ぽつんと世界に取り残されたみたいで…

寂しいのは平気だし
強がる事も、それが生きやすかった
一人でしなきゃならない事で時間も使う

沢山の言い訳で私を
私を隠して、合わせて、見失ったの

恋も愛も無い…

一人は、あなたといるより楽なのに
切なさだけが、生まれていく希望が

苦しかった…

待つばかりで…

「会いたい」
と、勇気出した分
「ごめん」
が、溜まってく

いっそ、友達に戻りたい
いっそ、そんな甘い事も考えたくない

迷いながら
好きと、苦しいのはざまに、いつもいた

バイバイ
もう、会わないよ

バイバイ
もう、連絡もしないよ

お願い…
最後のお願い…

次の人には、こんな想いさせないで。

私は、きっと忘れるまでには時間がかかるから
もう、すれ違う事すら出来ない様にと願う

付き合ってるのに
違う女の子
私とは違うタイプの女の子
助手席に乗せ、笑っていた

バイバイ
その子が幸せになります様に…

バイバイ
強がりで、偽りな私の恋…

じゃあね
バイバイ

辛い恋にしちゃった私に
バイバイ…


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