『えんぴつ』

まだ癒えない　だから　書く

同調圧力　集団心理　脱ぎ捨てる　剥ぎ取るように

ゼロになった中に　一人　立ち尽くす

声を出す相手も　封じ　

自由は囲いの中みたいだ

白い紙が羨ましい

何書いてるか分かんないので　読んでる人は

さっぱり　分からない　と思う

ご飯は　相変わらず　食べたくない

眠っても　起きたら　現実

笑える日が　来ますように　君に

あの夢へと　行けますように　あの人が

たんたんと　地味に　だけど

柔らかに　芯1本　えんぴつ　でいたら　書けるから

本当は…

本当は…