【上司学】さらば、上司。私が転職を決めた理由
ブラック企業の営業ウーマン、リリックです。
世界の上司の方に、「自分の機嫌は、自分でとってください。」というメッセージを伝えたくて、【上司学】を投稿していたのですが、、、
本日の投稿をもって、【上司学】はラストになるかと思います。
いいねくれた方、読んでくださった方、ありがとうございました。
【上司学】の投稿を辞める理由は、私が転職をすることと、上司に対する心情の変化です。
その辺を、社会人一年目の私の葛藤とともに最後に表現できればと思っておりますので、見届けていただけると嬉しいです!!!
【上司学 最終章】さらば、上司。今となっては感謝しかない
私が転職を決めた理由を発表します。
ダダダダダダダダ、ダダン🥁
「思ったよりも、仕事ができなかったからです」
話が違うぞ、と思った方、正解です。
パワハラ上司が、、、とかは関係なく、結局は、仕事ができない自分に嫌気がさし、やめる事にした。
そして、何より、研修をしてもらい、企業にたくさんペイしてもらい、
何も返せず、退職。ガチで申し訳ない。
社会人一年目、いろいろなことがあった。
上司は怖かった。小さな嘘をたくさんついた。
やらかした。誤魔化した。人間として、最悪なことをした。
悪いこともダサいこともした。ごめん、窪塚。
今これを池袋東口で書いている。
そして狂った。
毎日何百万、何千万が動く話をする中で、
小さな嘘など、もう自分にとってどうでも良いものになり、
私は、元々賢さに定評のある人間であったが、半年でずる賢いだけの存在になった。
そこにいたのは、人間ではない何かで。
人間、失格。もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。
(太宰レベルでやらかしてはないです)
そんな中で、自分への信頼はなくなり、他者からの信頼ももちろん無くなった。
今まで、正直と誠実を一番大事にし、人生でほぼ嘘をついてこなかった私には、
ついていいレベルの嘘(そんなものはないかもしれないが)と、絶対ダメな嘘の分別もつかず、名実ともにやばいこともした。
段々と、自分が何を売り、何を話しているのかが分からなくなった。
営業をゴリゴリにかけても、それは詐欺ではないのか。良心の搾取ではないのか。もうさっぱり分からなくなった。
それでも器用に振る舞って、演じて、戦うのが、社会人であると。
多少ずる賢くなるのが、成長であると。
地球は慣性の法則により自転するが、社会は常に人力で回転する。
社会人になりきれない、鼻垂れクソ大学生の
社会に対する歪んだ見方であることは自覚しているが、
自分が大好きな、ガキの部分を持った自分のままでいるために、
私は転職する事にした。
一生ガキでいる自由。
私にはそれを手にする権利がある。
しかし、自由とは、地に足がついていない人間にとっては、危険な概念であり、
実力と強さを持った人間にしか訪れないもの。
私は、一生自分のガキ精神を貫くために強くなろうと思う。
社会性を身につけるのを早くも諦めた私は、職人としての技量で生きていける人間になるべく、SEへ転職する。
それが、正解か不正解かは分からないが、自分で正解にしよう、ほととぎす。
さて、これは、転職を決めた理由であり、【上司学】を書くことを辞める理由ではない。
【上司学】を辞める理由は、企業に迷惑だけをかけて辞める私が、上司に上から目線でものを言う連載を続けることは、恥ずかしいことだと思ったからだ。
企業に1ミリも貢献せず、takeだけでgiveをせず、
強いて言うならgive upをした私は、その上司が今まで残した功績を前に、
物申す権利はないのではないかと思うようになった。
確かに、上司がパワハラ族の方でなければ、私は辞めなかったかもしれないという点において、上司のミスではある。
辞める方が必ず悪いのだから、その環境を作った側には、責任はないというのは歪んだ見方だ。
しかし、私の事例においては、ここまで沢山の勉強(人生勉強も含む)をさせて頂いた感謝しか今はない。
特に、自分が一番賢く偉い人間であると思っていた私にとって、現時点では、自分のケツもふけない無能な人間であると教えてくれたことはありがたかった。
そして、さらに、頂いたのにお返しのできない申し訳なさに苛まれている。
上から目線に【上司学】なんて名前で、連載していたが、【部下学】を一度でも書こうとしたことがあったのか。
そんな自分への戒めと、初めて手に入れた謙虚さの証として、私は、【上司学】を辞める。
最後に
私は、人生の大半を不機嫌な家族のもとで過ごし、社会人になり、今の不機嫌な上司に出会い、「自分の機嫌は自分で取れや」という気持ちが爆発し、誰かに伝えたくり、上司学を始めた。また、自分が将来そうならないために、自分の部下としての心情を鮮明に記憶しておくためという理由もあった。
結果的に【上司学】を何個か書いたことで、より自分を客観視し、
最後には、精神的に追い詰められ、初めて不機嫌な家族や上司の気持ちがわかったり、自分の現時点での無能さに気づいたり、【上司学】を書ける人間なのかを問う運びになり、それはそれは得るものが大きかった。
書くことは楽しいな♪と思っているので、
今後はもうちょっと人を幸せにできるようなことを発信したいです🌟