全ての人が働きやすい会社とは
こんばんは。
改めて読者が少し増えたので自己紹介を行います。
海外の大学院で経営学を学び、その後日本が好きで帰国し、
日経グローバルな会社で働き続けているものです。
すでに転職を2回しており、たまにワーホリを挟みながらマイペースに
より良い生活を目指し日々生きているものです。
普通の人とは違うキャリアを歩んでいる中で、ずっと会社員で生き続けてきた人や
普通に就職後日本で働き続けている人とは違う観点から実際の経験を通じて
個人的な意見をどんどん述べています。
今世の中がどんどん変わってきている中で、これまでの成功事例の積み重ねとはいえ、
違った観点を入れて行ったほうが良いと思っているので、男性社会で成り立っている
この日本に風穴を開けられる意見を述べられたらと最近しみじみ思い始めました笑
村社会の傾向は人間である限り強いと思ってます。これは日本だけではなく、海外も同様に。その中で、多様性を受け入れる風土がある会社とそうでない会社もあります。
そもそもなぜ男性が優位に立ちやすいか個人的に意見を述べます。
1.女性ならではの大変さが分かってないから
2.女性のコミュニティと男性でのコミュニティという垣根がある
そもそも、江戸時代の前は、女性が家で育児家事をする風土はなく、
男性もともに育児家事をしていた時代でした。しかし、製造業の時代が始まり
ものが大量に作られるようになった分業の時、男性は出稼ぎに長時間労働を行い、
女性は、家で子供を守るという仕組みになったのです。
なので、そこから男性がお金を稼ぎ、ビジネスを回すようになるのですが、
そこから100年経った今、ようやく女性にスポットが当たり始めているので、
かなり遅いですが、ようやく女性が働きやすい仕組みを導入するようになったんだと思います。
でも、まだ本当に足りないと思っていて、働きながら子供を育てるなんて、
ほんと幻想でしかないと感じています。その理由を述べていきます。これが
おそらく、働く現場のリアルな声です。
1.女性ならではの大変さが分かってないから
まず、1を理解してもらうためには、同僚だけでは意味がありません。
ちゃんと理解し、女性が働きやすい仕組みを導入するまでいくのであれば、
女性がリーダーになる必要が出てきます。リーダーがその部署の仕組みを
作っていくわけで、女性が働きやすい環境を整えるという仕組み構築を
しない限り、おそらく無駄です。
ちなみに、トップ中のトップ1人じゃ多分難しいです。より現場に近い
リーダーも女性を増やさないとおそらく働きやすい環境で、子供を育てながら
仕事を続ける人はまず増えないと思います。
なぜ、そもそも難しいのか。主に理由は3つあります。
①生理がきつい
②男性主導のコミュニケーションがイマイチよくわからない
③管理職やほとんどの高給取の業務は残業前提が当たり前(周囲の理解を得られるどころか、仕事を途中で抜ける申し訳なさが勝つ)
私はまだ子供はいませんが、身近な友達の意見を聞くと上記3つを改善する術が
今の所、女性が上司でないと改善されないと分かったからです。笑
女性の中でも子供を育てながらバリバリやっていく人がいますし、そのロールモデルを見習えって言われますが、多分1%もいないですよ。笑
本当に女性を上司にさせたい、トップに持っていきたいと本音の部分で思っているなら
おそらく、①から③を理解してくれる人を上に上げる必要があります。
もしくは、男性で①から③を理解してくれる人。
甘えてるって思われるかもしれませんが、多分この3つをクリアしないと女性の管理職
おそらく増えないと思います。笑
金銭的な援助だけで解決しようとするところも根本的な改善になってないですし、
そういう改善策を出しているのもきっと男性なんだろうなと悲しくなる時もあります。
まず、子供がいて、働いてる人のロールモデルがとある企業だけでは集中していて
おそらく全体に行き渡っていない。。
ちなみに、①から③を理解してもらえないとどのようなことが起こるのか個人的な意見を説明したいと思います
①生理がきつい
1ヶ月に1回は、究極にお腹が痛くなる時があるんです。
業務になんかもう集中できない。だからこの時点でハンデです。笑
あの人月に1回は休むなあ。。。(メンタル弱い←で片付けられる)
これは、男性の上司からするともしかしたら、評価を下げているリアルなポイントかもしれません。
大事な仕事を差し置いて、自分の体調を優先???は???(特に、昭和上司)
これが理解してもらえるのは、たぶん女性だけ。。。。
評価下げてるポイントなので、おそらく出世できない。
②男性主導のコミュニケーションがイマイチよくわからない
結論から述べろ!ってよく言われます。でも、よく考えてみてください。
これ、男性が勝手に作った成功理論だと思いませんか?笑
結論から言えない=ビジネススキルがない。わかりますよ。ダラダラと
話すのも聞くがわも大変かもしれませんが、男性の心許ない指導方法を
考えると、そっちの方を改善してほしいと多くの女性は思っているはず。
でもこれを理解してくれるのはきっと、、、そう、女性だけ。。。
もしくは、女性性を多く持った男性だけです。
活躍する女性の多くは、きっと男性性を多く持った女性が男性社会では
多いのではないでしょうか?多分この視点あっている。笑
普通の女性が活躍する土台がもうないんですよね。笑
③これは私が今勤めている企業あるあるかもしれませんが、
基本的に管理職は毎日残業しているので、まず女性が管理職には絶対に
なることはないだろう。いや、子供を持っている女性が管理職にはなれないのは
確実です。もう前もって宣告されているようなものです。いや、こちらから
願い下げですが、そんな風景を見て、改善しようとしないのも、本当に
女性を活躍させたいの?って私なら思ってしまいます。
ここで、企業のトップのトップはそう思ってるのかもしれませんが
トップのトップが全体を見れるわけはないので、どこに判断を委ねられるのかというと
中間あたりのお偉いさんです。でも、その人たちは人のことよりも、
自分の出世が第一なので、成績を差し置いて、女性を活躍させよう。だなんて
呑気なこと言ってられないので、特別な何かがない限り、できない理由をずっと
述べ続けて、変わらないんだろうなと思います。
ということで、大企業であるからこそ、すごい注力している企業を除いて
中途半端に女性活躍を謳っているところは、おそらく1から3を理解される環境は
まず現れず、このままやっていくんだろうなと思います。
まあそれもいいんだと思いますよ。
でも、女性の方で子供を育てながら働きたいと思っている人、
まず、ロールモデルが管理職にいない場合、自分で切り開く必要があります。
ので、薔薇のみちです。よ。笑
きつい道が嫌であれば、そういうロールモデルがいる企業に行ければいいかもしれませんが、多分その企業は余力があるので、きっと競争率が高いと思います。
まあ、じゃあどうすればいいんだってところで言うと、
どうすればいいんでしょうね。笑
本当に働き手がいなくなった時に気づくんでしょうか。
女性も働いてもらわないといけない!と。
そんなことをまだ子供はいないけど、つい最近思った平社員の人でした。笑
皆が働きやすい世の中になりますように。。