栄養学 3大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)
Freiheitのあきひさです。
以前に7大栄養素を簡単に話しました。
今回は7大栄養素のうち3大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)について詳しく話します。
3大栄養素とは…
糖質・脂質・タンパク質の3つの栄養素をまとめて3大栄養素といいます。
特徴とすれば、カロリー(エネルギー)のある栄養素です。
各栄養素について⇓
・糖質について…
人間のエネルギーになる栄養素。日本人は明治時代と比べて約19倍の量を摂取している。⇒糖の取り過ぎ。
ちなみにカロリー計算をすると4㎉/g。糖質をブドウ糖に分解変換するにはビタミンB1が必要。
・脂質について…
身体の材料+エネルギーになる栄養素。日本人は明治時代と比べて約4.5倍の量を摂取している。⇒ちょっと取り過ぎ
摂取した方がいい脂質
・リノール酸:リノレン酸=4:1の割合の脂がベスト
・EPA/DHA(青魚)
・オリーブオイル ・ココナッツオイル
ちなみにカロリー計算をすると9㎉/g。脂質を脂肪酸に分解変換するにはビタミンB2が必要。
CMで『おいしいものは糖と脂でできている。』と言われる程、糖質や脂質があふれているが成分分解変換に必要なビタミンは不足している。
昔は脂質をエネルギーとするケトン体エンジンをメイン、糖質をエネルギーとするブドウ糖エンジンがサブ。⇒昔は糖質を摂取できることが少なかったため脂質をエネルギーとしていた。
今は脂質をエネルギーとするケトン体エンジンをサブ、糖質をエネルギーとするブドウ糖エンジンがメイン⇒糖質を取り過ぎているため、人間の身体が変化してブドウ糖エンジンをメインとなった。
・タンパク質(プロテイン)について…
心と身体の材料になる栄養素。プロテインの語源は、古代ギリシャのことばで、「プロテイオス」ということば。意味は「もっとも重要なもの」
摂取の目安は体重g。食事から摂ることは難しい。⇒プロテインを飲むことがベスト。ただ、日本人はプロテインを飲む人は筋肉をつけたい人というイメージがあるが、外国ではきれいになるため、痩せるため、健康のためにプロテインを飲むのが普通である。
タンパク質は命に係わるところから使われている。⇒肌荒れ、枝毛があるなどはタンパク質不足のサインとも言われている。
ちなみにカロリー4㎉/g。タンパク質をアミノ酸に分解変換をするにはビタミンB6が必要。
7大栄養素の話をした時に低い栄養素に合わせて吸収されると話をしました。
では、余った糖質、脂質はどうなっているのか?
余った脂質は脂肪へ。糖質は脂肪へ行く。
さらに余った糖質はタンパク質と結合して劣化タンパク質を生成する。これを終末糖化産物(AGEs)という。身近な終末糖化産物は北京ダックの皮。
この現象は糖化と言われ、
①若年性アルツハイマー②動脈硬化③若年性骨粗鬆症④肌の老化につながる。
昔に比べ、糖質、脂質の取り過ぎにより、昔なかった生活習慣病などが増えている。
糖質、脂質を控えて、ビタミン、ミネラル、タンパク質を多く摂る工夫をしよう!!
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