スキンケアは心のケアだ
今夜もビールを嗜むアラサーである。
だが今夜は
なかなかナイスな気分だ。
なぜなら
久しぶりにゆっくり1人で湯船に浸かり
シュガースクラブでボディを磨き
お気に入りのスキンケアセットを
フルコースで肌に与えたからだ。
かさついて
ごわごわしていた肌が
もっちりと水分を含み
ご機嫌である。
肌をケアすることは
同時に
自分の心をケアすることになるな、
と最近気がついた。
心身共に闇堕ちしているときは
(うつ病の波に飲み込まれて
溺れもがいているときが我にはあり)
なかなかできないが、
少し心に余裕があるとき
しっかり隅々まで
時間をかけて肌を磨き
栄養を与えていると
なんだか
自分を大切に扱っているような
そういう充足感がある。
別に大して高価な商品を
使っているわけではないが
いつもより少し時間をかけて
肌に触れることは
カスカスになった心に
手を当てて優しく包んでいるみたいだ。
いつもより少し潤いを湛えた頬を
鏡で眺めれば
わたしもそんなに悪くないか
と思えてくる。
自分を大切に扱うって
言うは易し、
難しいが
とりあえず物理から入ってみるのも
いいのかもしれない。
そう気がついてから
うつの波に飲み込まれて死にたい時は
いい香りのボディクリームを
塗りたくることにしている。
いい匂いで気分が少し和らぐし
自分をケアしている感があるし
うつになればなるほど
肌がつやつやになるという
一石三鳥である。
最近みつけた
うつ病アラサーの
ライフハックだ。
自分の身体を丁寧に扱うことは
自分の心も癒すのかもしれねえな。
スキンケアには
全然疎かったわたしだが
自分の心のためのケアだと
認識してからは
ただ自分に向き合う(物理的にでも)
そういう時間って
なかなかにいいもんだ
と、ドラッグストアでスキンケア用品を
まじまじと見比べるこの頃だ。