見出し画像

【軽い】houdini (フーディニ)以外着る気がしない【着心地最高】

houdini(フーディニ)というスウェーデン発のアウトドアブランドがある。かなりニッチだ。知らない人が多いだろう。

ワタシはミッドライフクライシスに悩むごくありふれた40代男性であるが、もう30代の頃に着ていた服はとても着れたもんじゃない。

20代の頃はカジュアルに、30代はモードにジャケパンなどをオシャレに着こなしたい願望に苛まれかなりのお金を浪費するハメとなった。

しかし、それらアパレルは減価償却率は世界最悪水準。つまるところ、高いお金出して買ってもすぐに価値が下がる。

じゃあ一生着ればいいじゃない!…その通り。しかし無理である。顔が老けてるのに服だけ若いと痛々しくて、呪いにかかって歳をとった哀れな爺さんに見えてくる。ザ・グレイトフル・デッドだ。

また、30後半でクライミングをはじめてしまい、望んだ覚えもないのにガチ勢に片足突っ込んだ生活を続けた結果、結婚指輪をはじめ、ありとあらゆる輪っかが体に入らなくなった。

服も同様。ジャケットなんか羽織ったら肩がパンパンだ。シャツなんか窮屈で仕方がない。しかも、何だか気取ってて嫌だ。女性ウケだけを狙い続けた結果、このような服ばかり集まる結果となったのが30代。しかし、そんな時代はもう終わった。(遠い目)

本題に入ろう。フーディニってなに。端的にいうと着心地が良い。基本的に軽く、肌触りがサラサラしている。特に夏場のTシャツとかはもうめちゃくちゃ良い。これ以外着る気がしないぐらい!

サイズ感も適度に緩めで、体を締め付けられる感覚はなく、かといって韓国アイドルのようなブカブカ服でもないのでオッサンでも気負わずサラリと着れる。実用的だ。同じデザインのシャツを4色常備している。円安と物価高で一枚10000円ぐらいするのだが、セールの際にはかなり値が下がるのでお買い得だ。

ここ2年ぐらいはクライミングの最中でも着てるし一年中ヘビロテしてるが、ほぼ毎日洗ってるのに全くほつれがない。縮みもない。異常に耐久性が高いのだ。なのにゴワゴワしてなくて、薄手で柔らかくとにかくサラサラしていて気持ちが良い。こんな良いもの、他で味わったことはない。(「ツリーTシャツ」というシリーズがお勧めだ)

上:ツリーT
下:ペースライトパンツ
(共にフーディニ)

シャツだけではない。

パンツも良いのだ。同じく軽い。そしてサラサラしている。異常に肌触りが良く、全く拘束感、窮屈感がない。なのに、シルエットも美しい。

お勧めはwadi pantsというシリーズと、pace light pantsというシリーズだ。特に後者は重さなんと100〜125gしかない(ちょっと耐久性が低いようだが)。前者は200gぐらいだが履き心地最高で一年中これでいいという感じだ(こっちは耐久性もかなり高い)。なお、ショーツもかなり軽く丈夫でシルエットも良く、お勧めだ。

デザインは全体に北欧らしくミニマム(装飾控えめ)で、これまた北欧らしい色使いが日本ではオシャレに映る。要するに見た目も良いということだ。気取ってる感がないので40男がさりげなくただそこにいるだけでカッコ良い感を出したい場合は便利なアイテムだ。(体を鍛える必要はあるが)

あと、極め付け。まだあるの。あるんだよ。これ、濡れてもすぐ乾くんすよ。夜に洗って部屋干しするよね。朝には乾いてる、間違いなく。なので、毎日着れてしまう。すごいことだ。

かつてこれほどすごい服があったのだろうか。すごいとしか言いようがない。アパレル界の大谷だ。言い過ぎか?いや、言い過ぎではない。

それほどすごいのだ。その分ちょっと高いのでセールを狙うと良い。おじさんからおじさんに向けてお勧めしたい。

なぜこれほど機能面爆盛りなのか。創業者はロッテという名の女性クライマーだそうで、色々と納得できた。クライマーなら軽さにフェティッシュなこだわりを見せるのも不思議ではない。女性目線も納得。全て清潔感のあるデザインだからだ。山の服は妙にゴツゴツしてタフをきどるものも多い。しかし、フーディニにそれは当てはまらない。
基本的に全ての服はユニセックスに着れるのだ。男女平等。素材は環境に優しく地球に配慮。SDGs。
商品哲学も全方位完璧だ。

(この手のライフハック系はnoteのカルチャーでは異端だと思うけど敢えて突っ込んでみました。空気読めんくてスマンな)

いいなと思ったら応援しよう!