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知られざるリフティング知識⑬
連続タッチ左右持ちかえ
これが出来るようになるとリフティングがほぼ出来たようなものです。
並行して
しっかり足のせキャッチで左右の持ちかえが出来るようにお家の中でも練習しましょう。
ここまで来るとかなり安定したリフティングが出来るようになるかと思います。
筋力や片足で立つバランスもかなり養われています。
そしてボールの性質を知り細かなボールタッチも出来るようになっています。
リフティング中にボールを股に挟んだり色々な技が可能になっていきます。
リフティングを行いながら色々な技に挑戦するにはより高度なコントロールが必要となります。
どの高さに上げなければならないか?
ボールはどの方向へ蹴るとやり易いか?
姿勢はどのようにしたらやり易いか?
ボールが浮いているときにどんな態勢で待つか?
リフティングを行いながら数々のことを考え技に入ります。
上手くいくまで何度も挑戦することによりリフティングをやらなければならなくなるため自然に回数をこなし上達していきます。
技に限らず、リフティングしながら自由に歩き回ったり踊り場の広い階段の昇降を出来るようにしましょう。
そういったことが出来るようになって初めて試合で使えるようになっていきます。
ジュニアのサッカーではあまり試合の結果にこだわる必要はありません。
子供たちの才能を将来開花させてあげるためにしっかりと今の段階からリフティングやボールタッチを優先させましょう。
特に利き脚でボールを触れるが逆足では全く蹴れない子供が多いです。
特に不得意な足の鍛練は物凄く大きな差となってプレーに現れてきます。
今、私が教えるサッカー教室では左足のみの練習の真っ最中です。
まだ初めて3日目ですがかなり使えるようになってきています。
全ては経験させてあげることだと思います。
左足が使えないということにまず気付かせてあげましょう。
どれだけ右足に頼ってきたか気付かせてあげましょう。
なぜ右足は出来て左足は出来ないのかを考えてもらいましょう。
答えはよく使うから以外にありません。
だったら右足に頼らないようにルールを決めて練習しましょう。
下手くそでも構わないのでとにかく使うことです。
使える足を封印することによって使えないものが使えるようになるということを教えてあげましょう。
このことに気付くことが出来るならサッカーだけにとどまらず人生において大きな武器となって行くことでしょう✨
これは試合の勝ち負けよりも重要なことです。
子供たちの素質を伸ばすのならこういった練習を優先させる方が将来的に絶対に上手くなりますし可能性が拡がりますよね。
目先の勝敗に目が眩み本質である成長を見損なわないようにしなくてはなりません。
どういった練習が子供たちをより成長させ、より上達させられるかを常に考えていかなければならないでしょう⭐️