最高裁判所が高裁判決を不支持としました。
2022年11月21日に最高裁判所は
「妻の血痕の有無と自殺の関係について(高裁で)審理が尽くされたとは言い難い。重大な事実誤認の疑うに足りる顕著な事由があり、原審(高裁判決)を破棄しなければ著しく正義に反する」
とし、朴くんの上告を認め高裁で改めて審理を行うよう判決を下しました。※()は支援する会補足。
最高裁判所がこのような判決を下したのは、2009年から開始された裁判員制度において2例目。また今までの刑事事件の判例を振り返ってもとても稀なことです。
「公正な裁判を求める」署名活動にご支援頂いた皆さまに心よりお礼を申し上げます。
お力添えありがとうございました。
しかしながら、朴くんの裁判はまだ続いており、現在もなお彼は拘置所に勾留されています。朴くんの勾留は既に6年近く続いており、4人のお子さんは彼の帰りをまだかまだかと待ちわびています。最高裁判所の判決にもあるような、証拠が不十分な事件で勾留を続けることは著しく彼の人権を侵害しているのではないでしょうか?一刻も早く保釈するべきだと私たちは考えています。
弁護団は、これまでに2度保釈請求をしましたが、いずれも却下されています。今度こそ、朴くんの保釈を叶えるべく、私達は新たに署名活動を行います。
今回の保釈請求は、2023年1月頃に東京高等裁判所に提出される予定です。私たちは、この保釈請求に、皆さまからいただいた署名を添付して提出したいと考えております。
どうか朴くんの保釈請求にお力添え頂けますようご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。
【こちらからご署名をお願い致します】