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令和版イースタリンの逆説を考える〜あなたは年収いくらで幸せになれますか?〜

こんにちは、成島です。@freeowner171

イースタリンの逆説って知ってますか?

貧しいときは収入が増えると幸福度が増すが、ある程度裕福になると収入が増えても幸福度が上がらないという法則のことです。

1974年に経済学者さんが国の裕福さと幸福度の関係性を調査した結果からわかりました。この調査結果自体はどこかで聞いたことがあるかもしれません。

調べてみると、けっこう昔の調査ですね。

さらに、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンさんが調査をブラッシュアップしました。

その結果、

「年収が800万円を超えるとそれ以上幸せにならない」

という結論になっています。

ただし、これは米ドルレートでの調査だったと思うので、単純に日本円にして正確かどうかはわからないところです。

カーネマンさんは、

「800万円くらいから衣食住の不満がなくなってくるから、このような結果になるのだろう」

と言っています。

幸福に必要な年収は住んでいる地域で変わる

で、ここからが僕の主張です。

衣食住のうち、住がポイントです。

なぜなら、住んでいる地域によって住居コストは大きく変わるからです。

たとえば、田舎で年収800万円なら大きな家に住めると思いますが、東京の都心だったら小さな家にしか住めません。

年収2000万円あれば、東京都心でもそこそこの家に住めるようになりますが、サンフランシスコだと小さな家にしか住めないでしょう。

そして、2020年以降、私たちは自宅で過ごす時間が圧倒的に増えました。

だから、自宅のクオリティが幸福度に与える影響が大きくなっていると思います。

そうなると、年収いくらで幸福度が天井に達するのかは地域ごとに大きな差が出るはずなのです。

しかし、地域別で年収と幸福度の相関性について調べたデータを見たことはありません。

もし、あなたが知っていたらぜひ教えてほしいです!

ちなみに、個人的な実感だと、東京で年収1000万円だとやっと最低限の生活という感じでしょうか。まだまだ年収と幸福度の相関性が天井に達した感覚はまったくありません。

年収2000万円を超えてくると、ちょっと生活にゆとりを感じられるようになり始めるくらいです。

年収3000万円でも天井に到達した感じはなさそうだという手応えです。

ぜひ、このnoteを最後まで読んだら、あなたの住んでいる地域と、その地域では年収いくらで幸福度との相関性が天井に達しそうか、このnote記事に返信する形で教えてくれると嬉しいです(^^)

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