広島 ソウルフード「広島風お好み焼き」 （広島焼き）
「広島風お好み焼き」（広島焼き）は、小麦粉を薄く焼いた生地にキャベツや豚肉、焼きそばなどを載せて蒸し焼きにした料理です。広島のソウルフードで、素材を活かす「重ね焼き」が特徴です。
生地そのものを食べる関西のものと異なり、広島の生地は脇役的存在で、具材を蒸し上げるためのフタとしての役割が大きい。 野菜類を焼く時に生地でフタをする状態になるので、野菜が蒸し焼きになり、キャベツの甘みを引き出すことができます。 ソースは濃厚な甘口のものが一般的で、好みでマヨネーズを付ける場合もあります。
歴史、戦争直後に支援物資として入ってきた小麦粉に、手に入りやすい具材を載せて焼いたものが起源とされています。 昭和30年代には、住宅の一部を改装した店舗が増えたり、麺や豚肉を加えたりするようになり、お好み焼の普及が進みました。いいなと思ったら応援しよう！
