【旅・写真館】 福岡県柳川市~朝倉市 秋月の桜
昨年の秋にも行った福岡県柳川市。
柳川城があった城下町として発展した古き良き町。
昨年行った時の【旅・写真館】はこちら。
半年でなぜまたこの柳川を選んだかというと、小さい子供がいても過ごしやすいというのもあるが、お目当てはこちら。
鰻が有名な柳川ですが、このさげもんも有名。
もうすぐ5歳になる娘に見せたいね~という事で、雛祭りさげもんめぐりの期間中にまた訪れた。
19回目の春を迎えた、ランクルと共に。
そんな小さな旅の記録をどうぞ。
まずは柳川のちょっと手前で高速を降りて、いちご狩りへ。
4種類の品種すべてを食べられるという贅沢っぷり。食べ比べると、甘さや食感、みずみずしさ等すべて違った。
自分で撮影した、こういう写真を見ると、自分は『不完全なモノ』が好きなんだなぁと毎度思う。
娘も狩っては食べ
狩っては食べ
もういらなくなると、キッズスペースにあった玩具で遊ぶ。自由だぁぁぁぁぁああ!!!!
そして隙さえあれば走る!
隙さえあれば走る!
時間も終わり車に向かう途中、哀愁漂う謎のキノコおじさん(全裸)を激写。
そしてホテルにチェックイン。
するとロビーには立派なお雛様。
さげもんも豪華に飾ってありました。
この旅行の2日間とも天気予報はくもり/雨。
当日になると、快晴とはいかないものの晴れ間も覗く天気。
雨が降らなかったら、翌日はぐるっと遠回りして、自分が10年以上前に訪れた桜の綺麗な名所に行こうと言っていた。
この立派なお雛様とさげもんを見て、『もうこれでよくね?明日は桜優先じゃね?』という顔に夫婦でなっていた。
部屋に入り、とりあえずビール。
前回と同じく、早々に露天風呂。早い時間に行くと貸し切り状態なのだ。
夜は、鰻のコース料理に地酒の日本酒をたっぷり浴びて、早々にオネム。
起床。
天気は昨日と同じく、晴れ間も覗いている。
『もうさげもんはロビーのでよくね?今日は桜優先じゃね?』という顔に夫婦でなっていた。
午前にさげもんめぐりに行くと、桜の時間が夕方近くなってしまうし、子供が2ヶ所目まで体力が持たない。(抱っこ~しか言わなくなる)
『桜優先で決まりじゃね?』という顔に夫婦でなっていた。
高速に乗る前に、軽食でもと大きな道の駅に寄る。
前回は行きの夕方に寄った道の駅。ケンミンショーやマツコさんの番組などで取り上げられたらしい【玉めし】。前回は夕方で既に売り切れだった。
今回は午前中という事もあり、たっぷりあったので夜ご飯用にGET。
旨すぎて若干引くレベル。
これ買うだけの為に行きたいレベル。
そして何の説明書きもなく、ただただどこでもドアが佇んでいた。うちの子はこれで3~40分は遊んだんではなかろうか。
そして今回の旅のメインとなった
福岡県朝倉市秋月
清流と山に囲まれ、「筑前の小京都」と呼ばれ800余年の歴史を誇る城下町秋月。
その秋月城があった場所に存在する【秋月杉の馬場】
約200本の桜の木が並び、約500mの「桜のトンネル」になっている。目に入る建物は歴史的な建物ばかり。タイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
車を駐車場に止めて、杉の馬場まで歩く道中にも春を感じる。
10数年前に一度訪れた時と何も変わってなかった。ここに自分の家族で来れた事を嬉しく思いながらシャッターを切る。
これが500mも続く桜のトンネル。
めちゃくちゃ綺麗でした
そして凄く記憶に残っていた古い佇まいの学校。
秋月城跡に建っている秋月中学校。
HONDAフィットのCMや焼酎 二階堂のCM、映画では「男はつらいよ・寅次郎紙風船」なんかにも登場している学校らしい。
そらロケ地に選ばれるわ。っていう素晴らしい景観。
そこから奥に進んでいくと慰霊塔が。
日清日露戦争での戦没者慰霊塔とのこと。
それでも、世界ではまだ戦争が行われているのが悲しい。
この慰霊塔から戻る時に舞う桜
慰霊塔から戻るすぐの通路を
うちの子が通る時に
それまで風なんかまったく吹いてなかったのに
一瞬突風が吹き、桜が一面ブワーっと舞った
うちの子に『またおいでね~』って言ってくれてたのかな?
素敵な老夫婦
視界に入るすべてのものが、感性を擽る。
そしてこの杉の馬場近くにあるレトロ市。
10数年前にここを訪れた時、ここで古いミシンを買った。
最後にそのレトロ市へ向かう。
周辺一帯は古い木造の日本家屋ばかり。
だから昭和レトロな物が容易に集まるのかな~なんて思ったり。
基本的には日本の昭和レトロな物ばかり。自分が好きなアメリカンヴィンテージ物はないよな~と思いながらと物色。
す る と
アメリカンヴィンテージが好きな方なら、誰でも知っているだろうワークブランド FINCKSの30's ブリキ看板を発見。
しかし、家具にネジで打ち込まれている。
売り物じゃなさそうだ.…
外で談笑しているオジサンに聞いてみた。
俺『このフィンクスの看板は売り物じゃないんですか?』
オジサン『その看板は売り物じゃないとよ~』
オジサン『こないだ来たニーチャンも、かなり初期のフィンクスで売ってほしいって言われたけどね~』
オジサン『お金に困ったら売ってあげる(名刺スッ)』
俺『ですよね~~~~~~~』 (チッ..…)
他のオジサン『買いたい人がおるときに、売っとたほうがいいばい~』
俺(ソウダソウダ!!)
家に帰ってから今の相場をチェック。古着屋やヤフオクで大体4万円台ってところ。
そして、10数年前に古いミシンを買った所は、倉庫っぽい感じだったと思うんだけどな~と思いながら歩いていると発見!
娘『もう疲れた~ 帰りたい~~』
俺『ちょいちょいちょい!はいはいはい!大丈夫大丈夫!』(何が大丈夫なんだろう)
旅の記念に何か買いたかったが、グッと惹かれる物には出会えなかった。(FINCKSの看板以外)
とりあえず娘が欲しい!欲しい!と言った、昭和レトロで綺麗なトンボ玉を買ってあげた。
ここで我が家の小さな旅はおしまい。
小さな頃から、子供に美しいのものを見せて感性を磨いてほしいと思っているので、今回の美しい桜を見せる事ができて良かった。
岐路に着き
『来年も秋月の桜で決まりじゃね?』という顔に夫婦でなっていた。
終
令和5年3月26日(金)~27日(土)
福岡県柳川市・福岡県朝倉市秋月にて撮影